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<チョコ昏睡強盗>元薬科大生の控訴を棄却

河北新報 4/19(水) 10:23配信

 仙台市内の飲食店で男性に睡眠薬入りのチョコレートを食べさせ、クレジットカードを奪ったとして昏睡(こんすい)強盗罪などに問われた元東北薬科大生の無職小浜翠(みどり)被告(25)=横手市=の控訴審判決で、仙台高裁は18日、被告の控訴を棄却した。懲役4年を言い渡した仙台地裁判決を支持した。

 嶋原文雄裁判長は、精神障害が影響したとして減刑を求めた弁護側の主張を「犯行に影響したとは言えず、相応の刑罰を受けるべきだ」と退けた。被告は精神治療で入院中のため出廷しなかった。

 判決は「薬の量を間違えれば被害者の体に大きな危険が及ぶ恐れがあった」と指摘。「犯行は模倣性が高く社会的影響が大きい。動機は利欲目的で、酌むべき事情はない」と判断した。

 判決によると、被告は2015年6月11日夜、出会い系サイトで知り合った宮城県外の50代の男性に居酒屋で睡眠薬を飲ませ、寝入った隙に財布からカードを奪って使用した。同月16、20、24日にも別の40~50代の男性3人を同じ手口で昏睡状態にした後、カードを盗んだ。

最終更新:4/19(水) 18:16

河北新報