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つくバス、年間利用100万人突破 16年度

茨城新聞クロスアイ 4/19(水) 5:00配信

つくば市のコミュニティーバス「つくバス」の年間利用者が初めて100万人を突破したことが18日、分かった。市総合交通政策課によると、昨年度1年間の利用者は100万4662人に上り、前年度に比べ5万825人増。利用者増の要因について、市は、運行形態を短い距離を往復するシャトル型に変えたことなどを挙げている。

同課によると、つくバスは地域住民の交通手段として、2006年度に運行を始めた。当時は市内各地を巡る地域循環型バス。狭い道路を通るなどしていたため、利用者にとって、目的地まで時間がかかるのが課題だった。

このため市は11年度から全面的に「シャトル型」運行に変更。利用者が目的地に早く着くようにルートを設定したところ、11年度に約61万9千人だった利用者が毎年増加。16年度には初めて100万人を超え、年間の利用者数は過去5年間で約38万5千人増えた。最近は通勤・通学で利用する市民が多くなったという。

同課の担当者は「シャトル型への変更と365日変わらないダイヤが利用者の信頼を得ているのでは」と話し、さらなる利便性向上へ検討を重ねている。

つくバスは現在、つくばエクスプレス(TX)の市内4駅(つくば▽研究学園▽万博記念公園▽みどりの)と地域の主要拠点を往復。北部▽作岡▽吉沼▽谷田部▽小田▽南部▽自由ケ丘-の7ルートを走り、1日の運行本数は計334便。

市は昨年、つくバスに「バスロケーションシステム」を導入し、スマートフォンなどでバスの現在地や停留所までの到着時間などを確認できるようにしたほか、「Suica」(スイカ)など交通系ICカード決済も可能にした。

つくバスは市と関東鉄道(土浦市)が共同運行。運賃は距離で200~400円。保護者同伴の未就学児は2人まで無料で、65歳以上の高齢者は運賃割引証の提示で半額。運行事業の市の年間予算は約2億円。 (高阿田総司)

茨城新聞社

最終更新:4/19(水) 10:10

茨城新聞クロスアイ