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パソコン用地図を印刷して使う人が減少、若者はスマホ地図のスクショが多数派

Impress Watch 4/19(水) 6:00配信

 4月19日の「地図の日」にあわせて、株式会社ゼンリンが、18~69歳の2万人を対象にインターネットで実施したアンケート調査「地図利用実態調査2017」の結果を発表した。日常生活における地図の利用実態を明らかにすることを目的にしたもので、1年以内に何らかの地図を利用したことのある人は91.4%だった。

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 商品・サービス別に見ると、「パソコン用インターネット地図サービス」が62.7%、「スマートフォン用のインターネット地図」が48.4%、「カーナビ」が29.6%、「ガイドブックや地図帳などの紙地図」が23.1%だった。スマートフォン用地図の利用は、2013年(24.4%)からほぼ倍増した。

 移動するとき利用する地図は、「スマートフォンの地図」が54.9%で最多。ただし、2016年との比較では0.4ポイント減で、ほぼ横ばい。一方で、「パソコン地図を印刷したもの」は33.6%で、2016年の43.9%から10.3ポイントの大幅減となった。

 なお、「スマートフォン地図のスクリーンショット画像」は16.6%にとどまっているが、「パソコン地図を印刷」と年代別に比較すると、18~19歳・20代は「スマートフォン地図のスクリーンショット画像」が、40代以上は「パソコン地図を印刷」が多く、30代を境に逆転することが分かった。

 業務での地図利用については、1年以内の地図利用率は64.6%で徐々に減少している。利用率が高いのは「パソコン用インターネット地図」で49.4%だが、2016年調査からは8.5ポイント減。一方、スマートフォン用インターネット地図は29.5%で、同3.7ポイント増となった。

■位置情報提供への抵抗減は「Pokémon Go」の影響?

 位置情報サービスへの抵抗感については、2014年調査との比較では、「利用したことがないので判断できない」が減少している。「特に抵抗はない」人の割合は、「ナビゲーションアプリ・サービス」は33.0%で8.5ポイント、「位置情報ゲーム」は20.6%で10.5ポイント増加した。ゼンリンではこの要因として、2016年に世界的に人気を博した位置情報ゲーム「Pokémon Go」の影響を指摘している。

 なお、地図の日である4月19日は、1800年(寛政12)の旧暦閏4月19日、伊能忠敬が1回目の測量の旅となる蝦夷地に向け、江戸を出発した日と言われている。

INTERNET Watch,岩崎 宰守

最終更新:4/19(水) 12:22

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