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SIMフリーVAIO Pro 11|mk2は「働き方改革」を加速させる最適モバイル

アスキー 4/19(水) 11:00配信

「VAIO、法人向く。」のキャッチフレーズの下、より法人に認知されるべく動きだしたVAIO株式会社。もともとコンシューマーには人気の高い製品だが、実際に現場で使う人の目線でVAIOの法人モデルをチェックしてみた。

 政府が促進している働き方改革により、移動先でもメールやチャットなどで柔軟にやり取りし、滞りなく作業を進行させることで、より効率よく仕事をこなすことが求められている。また、オフィスがフリーアドレス化して、在宅勤務も可能になると、モバイル性が高く、Wi-FiだけでなくSIMスロットを内蔵したマシンが必要になる。そんな課題を解決してくれるのが、LTEを内蔵した「VAIO Pro 11|mk2」。仕事の環境を変革させる製品だ。
 
VAIO Pro 11から進化し中身はVAIO S11と同等
 初代「VAIO Pro 11」が登場したのはソニー時代。その後、よりビジネスを意識して進化したのがVAIO株式会社から登場した後継機「VAIO S11」。当時はまだ少なかったLTE内蔵モデルが用意され、バッテリーも長持ちと仕事には理想的なモバイルPCとしていまだに評価は高い。VAIO株式会社の「VAIO Pro 11|mk2(以下11mk2)」は、製品自体は「VAIO S11」と同等で、法人向けサービスを用意したモデルとなっている。
 
 11mk2は直販限定モデルとして、OSやCPU、メモリー、ストレージなどをカスタマイズできるが、ぜひとも選択してほしいのがLTEだ。ボディーはガラス繊維入り強化樹脂をベースに堅牢性と剛性を兼ね備えた仕様となっており、A4サイズよりひと回り小さく、重量は930g前後と軽量で、モバイル特性に優れたマシンと言えよう。そうしたモバイル特性をより活かす上でも、LTE内蔵は重要だ。
 
 ようやく政府が本腰を入れてきた働き方改革は、1ヵ月の労働時間を100時間未満にするなど、労働時間を短縮させる法案づくりとともに、それを実現させるために、作業効率のアップにつながる施策やオフィスの構造・社内制度などの改革を提唱している。
 
 その中の1つが、オフィス以外でも適時働けたり、在宅勤務を増やしたりする、いわゆるテレワークの導入だ。「いつでもどこでも働く」というと、際限なく働かなければならないかの印象があるかもしれないが、例えば、重要なメールのやりとりやプロジェクトの判断、簡単な決済の施行など、わざわざオフィスに帰ってから処理していたのでは、時間の無駄。自分だけでなくチーム全体がスムーズに作業が進行すれば、時短に直結する。
 
 そんなテレワークを助けるアイテムとして11mk2は、うってつけだ。外出先で作業をしようとしたとき、Wi-Fi が利用できるカフェやスペースを探し回ったり、スマートフォンでテザリングしたり、モバイルルーターを別途持ち歩いたりする必要がある。でもLTE内蔵の11mk2なら、パッと開いて電源を入れたら、すぐネットに接続できるため、ネットできる環境を探し回る必要もなく、手軽でかつ場所を選ばずいつでもどこでも作業できるようになる。
 
格安SIMを利用して安くネット接続
 内蔵しているLTEモジュールはSIMフリーであるのもポイント。もちろん各キャリアが利用しているLTEのバンド(周波数帯域)に対応しているため、SIMを選ばない。また、意外とパソコンは受信感度が弱い場合があるが、11mk2の場合はアンテナの受信感度にも配慮していて、Wi-FiとLTEアンテナはディスプレー上部両側に2つずつ装備。ボディーに強化プラスチックを採用したのも、受信感度をよくするためで、塗料も電波の影響を受けにくい成分にしている力の入れようだ。
 
 使用するSIMは、MVNOを利用した格安SIMがオススメ。MVNOとは仮想移動体通信事業者のことで、無線通信回線設備、つまりスマートフォンとやり取りする基地局とその運用はNTTドコモなどのキャリアに任せ、ネットへ接続する部分だけ賄うサービス事業者だ。これにより通信費の価格を抑えられるので経費の節約につながる。最近は数多くのサービス事業者が登場し、データ通信のみだとかなり価格が安く高速通信できる容量も大容量タイプが増えているので、テレワークしやすい環境になってきている。
 
 VAIO株式会社も「VAIOオリジナルLTEデータ通信SIM」を販売している。多くの事業者が月ごとに通信容量を決めている月額利用制で提供しているのに対し、このSIMは1年、2年、3年という年間で通信容量を決めた年額利用制を採用。しかもプリペイド方式になっているので、利用容量が切れてしまったら新たに契約すればいい。このため、利用料が毎月変わることもなく、払い切りなので、予算も立てやすく企業向きと言える。11mk2導入時に同時に頼むのもオススメだ。
 
Wi-Fi環境と併用して利用容量を抑制
 ここで、テレワークを行う上でWindowsの設定を紹介しておこう。LTE内蔵でどこでも通信できるとは言え、使いっぱなしではすぐに高速通信できる容量が減ってしまう。Wi-Fiを併用することで、通信量をある程度抑えたい。
 
 SIMを差したら、まず「携帯電話」の設定で通信するためのAPN設定を行う。「自動的に接続する」にしておくと、起動したときにすぐ利用できるのでチェックしておこう。携帯ネットワークの場合は、大容量通信を勝手に行わないので、例えば、いきなりWindowsアップデートでファイルをダウンロードすることはないので心配ご無用。
 
 またWi-Fiのある環境の場合、そちらへ接続したら自動的にWi-Fiが優先されるので、いちいち切り替える必要もない。オフィスや在宅勤務、外出先でよく利用場所などWi-Fi環境の電波は、各電波の設定で「範囲内の場合は自動的に接続する」をオンにしておくと、Wi-Fi電波を拾ったら自動的に接続してくれ優先される。Wi-Fi環境から離れたら、また自動的にLTE接続に切り替わるのでシームレスでネット接続を維持できる。
 
 ちなみに、強制的にオン/オフしたいときは、通知領域の電波状態のアイコンをクリッククリックし、下に並んでいる「Wi-Fi」や「携帯ネットワーク」、「機内モード」をクリックすればいい。
 
 テレワークで気になるのはセキュリティー面だろう。会社のデータをどう扱うかは社内規定があると思うが、社内サーバーとVPN接続したり、OneDriveのようなクラウドストレージを利用したりするのが、セキュリティー的にも他の人と共有するにもオススメ。メールは、Exchange Serverを使って運用していればOutlook.com、そうでなければ、Googleのビジネス向けサービスG Suiteなどを利用すると、どこからでも安心してメールを受け取れる。
 
 また11mk2には、専用のセキュリティーチップを搭載することで、暗号キーをストレージに保存することなく、独立して管理できるため、起動時やHDDアクセス時に強固なセキュリティー保護をかけられる。保護をかけておけば、たとえ置き忘れたり盗まれたりしても、データが流出する可能性は極めて低い。さらに、外出時の作業で気になる他の人の視線も、プライバシーフィルターが同梱されているので、覗き見防止になる。
 
どんな場所でも快適に作業できる11mk2
 外出時の作業場所は、何もカフェだけではない。最近はコワーキングスペースやカラオケルームを利用する人も増えてきている。また、調べ物を兼ねて図書館を利用することもあるだろう。たとえ静かな場所でも、11mk2の静音性が高いキーボードなら、周りを気にせず作業できるのはうれしい限り。CPUファンも通常使っているレベルなら稼働しないので、普段使いなら至って静かだ。
 
 また出張も含めて、持ち運ぶにあたり極力荷物を少なくしたい。11mk2は、JEITA 2.0測定基準で約15時間。一般的に実使用ではそれよりも短い時間になるが、カタログに記載されているLTE使用時約8時間という数値は、実使用※時間を反映したものになる。泊まりでなければ、電源アダプターいらずで作業できる。ただ、付属のアダプターもかなり小さいので、それほど荷物がかさばることもない。
 
※VAIO独自の測定
 
 11mk2でもう1つ注目したいのが、USB-C端子の搭載。モバイルマシンの場合、メインマシンとして使うとなると力不足な感じになりがちだ。しかし、11mk2はThunderbolt 3にも対応したUSB-C端子があるので、外付けストレージを接続しても高速でアクセス可能。また、ドッキングステーションのアダプターを別途購入すれば、外部ディスプレーをはじめ、有線LANやマウス、キーボード、ストレージなどをまとめて1本のケーブルを接続するだけで利用できる。外出時も電源ケーブルとUSB-Cケーブルを外すだけで済むので、メインマシンとモバイルマシンとの切り替えがとてもスムーズに行える。
 
 このように11mk2は、テレワークを推進したい企業にとって、最適なマシンと言える。11mk2の導入で作業効率がアップし、ひいては働き方改革へとつながるのであれば、投資に見合った成果が期待できるはず。11mk2の導入を検討してみてはいかがだろうか?
 
 
文● 飯島範久 編集●ASCII

最終更新:4/24(月) 20:36

アスキー