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【オーストラリア】ケアンズへの日本人観光客、12年来最多に

NNA 4/19(水) 11:30配信

 オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州ケアンズを3月に訪れた日本人観光客数が3万2,880人と、2005年以来の最高水準になったことが、ケアンズ空港の調べで分かった。同空港から日本を訪問するオーストラリア人も増加傾向にある。ケアンズ・ポストが報じた。
 観光促進団体ツーリズム・トロピカル・ノース・クイーンズランドのデ・ワール最高経営責任者(CEO)は、販促活動が奏功したほか、欧州で懸念されるテロリスクなどが背景にあると説明した。
 ■ケアンズの建設認可数は低迷
 一方で、ケアンズの住宅建設認可数は17年来の低水準に落ちこんでいるが、建設業界の信頼感は改善しているようだ。シンガポールの不動産開発企業アスピアルが進めている、ケアンズで世界金融危機以来最大となる集合住宅建設や、シリア人富豪が取得した観光施設3件など、建設活動は活況化している。建設業界団体マスター・ビルダーズQLDは、「建設認可数は低下しているが、進行中のプロジェクトも多く、経済は上向き」と述べている。
 ■QLDリゾート島、サイクロンなどで多数閉鎖
 QLD州の10カ所あるリゾート島のうち、8島でリゾート施設が閉鎖や規模縮小している。ヘイマン島は、今月初めに同州北部を直撃したサイクロン「デビー」による損害で来年半ばまで閉鎖となり、地場投資家が2011年のサイクロン「ヤシ」後に取得したリンデマン島は、依然改装中だ。ただし、旅行代理店大手フライトセンターのグレアム・ターナー社長は、「QLD州北部が5~6年ごとにサイクロンに襲われるのは仕方のないこと」としながら、自然災害を機に施設が改装されるのは同地域の観光業にとって長期的には歓迎すべきこと、と楽観的な見方を示している。

最終更新:4/19(水) 11:30

NNA