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ロッテ・石川、WBC後遺症から突貫調整 「ダメならまた考えないといけない」

夕刊フジ 4/19(水) 16:56配信

 今季2戦2敗(17日現在)のロッテ・石川歩投手(29)が突貫調整中。

 「これまでおかしいと思っていた部分は、自分の中では大丈夫だと思ってます」

 右腕は17日に同球場で投手陣の練習に参加。今季は4日・日本ハム戦(同)では5回で120球を費やし2失点、11日・オリックス戦(京セラドーム)では3回98球で5失点。いずれも球数が異様に多かった。

 本人は原因を「フォーム的なもの」と話すが、根本は3月に参戦したWBCのため、滑る大会使用球と米国の球場の固いマウンドへの適応、その状態から戻りきれていないことのようだ。英二投手コーチは「調整中はフォームを見直した。(軸の)右足に体重が乗らないと言うから、左足の上げ方などいろいろと試している」と明かす。

 石川は1月の自主トレから3カ月近く“WBC仕様”で過ごした。だが復帰した国内のマウンドは米国より柔らかいため、軸足に体重を乗せて体重移動しないとフォームが一定しない。昨季までの“通常バージョン”に戻れていないワケだ。

 さらに英二投手コーチは、緩急を効かせるためのカーブが決まらず、速球系を狙い打たれていると指摘。「WBCのような一発勝負の大会では、緩い球を打たれて後悔したくないという意識になる。その影響かもしれない」とみる。

 石川は「いろいろやってます。ダメならまた考えないといけない」と話すが、WBCがいかに過酷な大会か、よく分かる状況だ。 (夕刊フジ編集委員・山田利智)

最終更新:4/19(水) 17:15

夕刊フジ