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<健康マイレージ>歩いてポイント 埼玉県、医療費抑制狙い

毎日新聞 4/19(水) 8:59配信

 楽しみながら健康意識を高めてもらおうと、埼玉県はウオーキングでポイントをためる「コバトン健康マイレージ」を今月スタートさせた。専用の歩数計で計測した歩数に応じてポイントがたまり、県内の農産物などが当たる抽選に応募できる。医療費抑制につなげる狙いもあるという。

 県によると、県内の75歳以上の人口は2010年時点で約59万人。25年には2倍の約118万人に達すると推計され、県民の健康増進と医療費抑制が課題となっている。12年度から東松山市で実施したモデル事業「毎日1万歩運動」では1人当たりの年間医療費が約2万4000円抑制される結果が出ており、ウオーキングの効果が証明された。

 「マイレージ」の対象は18歳以上。郵送やインターネットで申し込むと専用の歩数計が送られてくる(郵送料494円のみ自己負担)。1日3000歩以上歩き、参加する市町村役場などに設置された専用の機器に歩数計をかざすとポイントがたまる仕組み。3万ポイントごとに抽選権を得られる。抽選会は3カ月に1回で、初回は9月。県は、県内25市町村や民間事業者などから計約3万1000人の参加を見込んでいる。

 4月から東松山▽狭山▽深谷▽越谷▽入間▽朝霞▽久喜▽富士見▽三郷▽鶴ケ島▽日高▽白岡▽毛呂山▽滑川▽小川▽吉見▽横瀬▽東秩父▽宮代▽杉戸--の各市町村で開始。川越▽坂戸▽幸手▽嵐山--の4市町が7月から順次始める予定。美里町は町が独自に運営しているマイレージを通じて参加できる。

 同様の取り組みは横浜市などでも行われているが、県と市町村が連携して県全域で行うのは全国初という。

 問い合わせは県コバトン健康マイレージ事務局(0570・035810)。【鈴木拓也】

最終更新:4/19(水) 8:59

毎日新聞