ここから本文です

<受動喫煙>中高校生、半数超が「不快」 山梨県調査

毎日新聞 4/19(水) 9:10配信

 山梨県が昨年実施した中学生、高校生を対象にした喫煙に関する調査で、他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙について初めて尋ねたところ「不快に感じたことがある」と答えた生徒が51.7%で半数を超えた。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて国は受動喫煙対策の強化を検討中。県内でも「路上や飲食店で不快感を感じた」との回答が多く寄せられており、対策が求められそうだ。

 調査は、県内の公立中学校、高校の計50校を抽出し、昨年11~12月、アンケート形式で調べた。2006年度から5年に1度行われているが、受動喫煙対策を強化する法改正の動きなども受けて、今回から受動喫煙の項目を追加した。

 県によると、不快に感じたことがあると回答した生徒に、その場所を聞いたところ路上(49.7%)が最も多く、飲食店(41.2%)、家庭(36.1%)と続いた。

 近年の五輪開催都市は、罰則付きの受動喫煙防止策を導入しており、たばこのない五輪が定着している。厚生労働省は一部を除いた屋内喫煙を法で規制したい考えだが、反対論もあり、規制の範囲は定まっていない。

 五輪を機に海外からの観光客が県内を訪問することも予想される中、県は飲食店などに受動喫煙防止策を講じる重要性を周知したい考えだ。

 県は「五輪に向けてどこまでできるか分からないが、国と歩調を合わせて県内でも対策をやっていきたい」としている。【田中理知】

最終更新:4/19(水) 9:35

毎日新聞