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<物集女車塚古墳>CGで再現 王になりきり記念撮影も

毎日新聞 4/19(水) 9:25配信

 物集女車塚(もずめくるまづか)古墳を多くの人に知ってほしいと、京都府向日市はスマートフォン・タブレット用の無料アプリ「墳タビ! 物集女車塚古墳」の配信を始めた。古墳が築かれた当時の墳頂からの眺めがコンピューターグラフィックス(CG)で再現されるなど、目の前に古墳が存在しているかのような体験を楽しめる。

 物集女車塚古墳は、国指定史跡の「乙訓古墳群」の一つで、古墳時代後期(6世紀中ごろ)の前方後円墳。全長約46メートル、高さ約9メートル。内部には横穴式石室や石棺も残っている。

 アプリでは、古墳に関する基本知識を学べる他、普段は公開していない石室内のCGを見たり、古墳に葬られた王になりきって記念撮影できる機能もある。アプリはどこでも利用できるが、現地で端末をかざしたりすれば、発掘調査を基にした築造当時の姿がよみがえる。英語、中国語(繁体字と簡体字)、韓国語にも対応する。地方創生のための国の交付金を受け、市が民間企業に委託して開発した。

 5月23~31日には、物集女車塚古墳の石室を一般公開する。申し込みが必要で5月1日から受け付ける。問い合わせは向日市教委文化財調査事務所(075・931・9901)。

 渡辺博所長は「アプリを体験した人が物集女車塚古墳に興味を持ち、実際に訪れてほしい」と話している。【宮川佐知子】

最終更新:4/19(水) 10:07

毎日新聞