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韓中の航空旅客2割減 日本・東南ア路線は増加=韓国統計

4/19(水) 11:00配信

聯合ニュース

【世宗聯合ニュース】韓国国土交通部が19日発表した航空旅客統計によると、3月の航空旅客は851万人で、前年同月比8.9%増加した。国際線の旅客が9.6%増の607万人、国内線の旅客が7.2%増の244万人。

 米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反対する中国が3月15日から自国旅行会社に韓国団体旅行商品の取り扱いを中断させたことが影響し、中国路線の航空旅客は前年同月比22.5%減の約113万人にとどまった。一方、日本路線の旅客は22.8%増の28万7000人、東南アジア路線の旅客も23.1%増の43万9000人を記録し、中国からの旅客減少を補った。

 3月15日以降、中国路線の旅客減少幅が拡大しつつあることから、国土交通部は当面の緊急支援策を講じている。

 中国からの旅客減少が続けば韓国航空会社の売上高に多額の損失が出かねず、またすでに中国人客への依存度が高い地方空港の免税店や地方の観光業界は打撃を受けている。3月の航空旅客は、中国路線の比重が高い済州国際空港(58.7%減)、清州国際空港(57.3%減)、務安国際空港(27.5%減)は2桁の減少率となった。3月の免税店売上高も、済州空港と清州空港はそれぞれ57%減、務安空港は43%減を記録した。

 支援の柱は、日本や東南アジア諸国を結ぶ路線の拡大だ。国土交通部は、中国の航空会社が運航を取りやめ、返納した済州空港の発着枠を韓国航空会社に配分し、日本や東南アジア路線を運航できるように調整した。これを受け、韓国格安航空会社(LCC)のティーウェイ航空が6月30日から済州―大阪線を毎日運航する。同社は済州―成田線の運航も申請しており、国土交通部は前向きに検討中だ。

最終更新:4/19(水) 11:06
聯合ニュース