ここから本文です

阪神・糸井、好相性証明3安打!左腕も竜も「いつでも打ちたい」

サンケイスポーツ 4/19(水) 7:00配信

 (セ・リーグ、中日1-3阪神、1回戦、阪神1勝、18日、ナゴヤD)スパッと切り裂いた。三遊間を破り、均衡も打ち破った。竜斬りは、やはり糸井のバットからだ。1-1の八回先頭。左前へ痛烈なライナーでチャンスメークした。

 「先頭なんで、打とうと思った」

 原口が右翼線二塁打で続き三進すると、続く中谷の右犠飛で決勝のホームイン。三回の第2打席で右前打を放って2試合7打席ぶりにHランプを灯すと、0-0の五回二死一、二塁では先制の左前適時打を放っていた。

 得点圏打率は・538(13打数7安打)と異次元の数字に。そして3月31日の広島との開幕戦(マツダ)以来、13試合ぶり今季2度目の猛打賞だ。金本監督も「ちょっと調子落としているんかなと思っていたけど、開幕のままで1年中打てないんだから(笑)」と胸をなで下ろした。

 直前の5試合は打率・167、0本塁打、3打点。5日のヤクルト戦(京セラ)で決勝3ランを放って以来、長打もないままだが、得意の中日戦でV字回復だ。好相性について聞かれても「知らんがな!」と笑い飛ばしていたが、体は正直だった。日本ハム、オリックス時代の交流戦と合計し、竜には驚異の打率・402、6本塁打、24打点になった。

 打席で投手と向かい合い、思い切り挑める、理由がある。持ち物に徹底的にこだわる糸井は、チームで唯一、特注のヘルメットを使用。米大リーグのオフィシャルヘルメットとなっているローリングス社製で、通常価格でも6万円する極上の防具だ。

 同社の担当者は「材質はフルカーボンで、通常の3倍の強度」と胸を張る。オリックス時代の一昨年から愛用。この日、2盗塁目をマークした盗塁でも送球が頭部に当たるリスクがあるが、より安心感がある。そして何より、左投手ののけぞるような球にも臆さず踏み込める。

 左腕からの4打数3安打で、今季は対左打率・545(11打数6安打)だ。19日はジョーダン、20日も大野と中日は先発左腕を続けてくるだけに、超人は「大きいね。いつでも打ちたいと思ってます」とニヤッと笑った。3割を切っていた打率も・327に戻した。この超人がいれば、虎はもっと前へ前へと挑んでいける。

最終更新:4/19(水) 7:00

サンケイスポーツ

スポーツナビ 野球情報