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いまだHRゼロ…SB松田は“カブレラ式”が不振脱出の秘策

日刊ゲンダイDIGITAL 4/19(水) 12:30配信

 成績はすっかり「寒男」だ。

 開幕以来、不振を極めているソフトバンクの松田宣浩(33)。昨年27本塁打を打ち、今季は通算200本塁打達成もかかっているが、いまだ本塁打ゼロとバットは湿り続けている。昨18日のロッテ戦では5打数1安打。チームは大量10得点で快勝も、松田の打率は.193。5打席目は見逃し三振に倒れた。

 開幕前のWBCで「熱男~!」と叫んでいたときの笑顔はすっかり消えた。ムードメーカーの大ブレーキに、今ではベンチも微妙な雰囲気になっていった。

 DeNAの筒香嘉智(25)も、もっかノーアーチ。この日に先発したロッテ石川歩(29)は5回6失点と炎上して二軍落ちが決定するなど、WBC組の不振が目立っている。

 松田のスランプについて立花打撃コーチは「WBCの影響もあるかもしれないけど」と言ってこう続ける。

「右側にうまく壁をつくれていない。開幕前に比べたら少しずつ良くはなってきているけど、体がうまく連動できていない。手首で押し出すのではなく、体全体でボールを捉える練習をしている」

 練習法のひとつが、ティー打撃のときに打者の前からではなく、後方からボールを出す練習。崩れたフォームの矯正に効果的だという。

「この練習をやると右側に意識がいくので、脇が締まる。この練習の目的は左のヒジが内側に入り過ぎないように意識づけするためのもの。左ヒジが内側(右)に入り過ぎなければ右脇も開かないし、右の壁もおのずとできるようになる。そこが良くなれば何とか浮上していけると思うんだよ。西武時代の(アレックス)カブレラが調子を悪くして打てなくなったとき、この練習を取り入れたら良くなってね」と立花コーチは言う。

 カブレラ式の再生法、松田にも効くか。

最終更新:4/19(水) 12:30

日刊ゲンダイDIGITAL

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