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<南スーダンPKO>「引き続き関心を」国連派遣団・広報官

毎日新聞 4/19(水) 11:11配信

 国連南スーダン派遣団(UNMISS)の斉藤洋之・広報官が18日、東京都内で取材に応じ、派遣団内や現地住民から「陸上自衛隊の5年以上にわたる活動は感謝の気持ちで受け止められている」と話した。一方、不安定な治安状況下での国造りは「まだこれからという段階」とし「日本人は引き続き南スーダンの状況に関心を持ってほしい」と訴えた。

 斉藤さんは2015年8月に首都ジュバに赴任。現在は一時帰国中だが、現地の人たちに陸自部隊を含むUNMISS全体の活動を知らせる広報を担う。

 防衛省によると、陸自部隊は約260キロの道路補修や約50万平方メートルの整地などを行ってきた。斉藤さんは「貢献は数字に表れている。技術力が高く、完成度は素晴らしいものがあった」と評価。広報活動の際、地域住民から「あの道路を直してくれたのは日本だ」などと話しかけられたこともあるといい「(陸自部隊の活動は)国をよくしてくれるというイメージを持たれているようだ」と話した。

 内戦状態にあるとみられる同国。斉藤さんは「国の発展や国造りは、治安が安定していないと進まない。今は安定しないために遅々として進んでいない部分がある」と語る。UNMISSはジュバ市内などでパトロールを強化している。治安の悪化で、国際協力機構(JICA)など日本人の援助関係者の多くは国外に退避し、再入国できない状態が続く。【福島祥】

最終更新:4/19(水) 11:29

毎日新聞