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遣唐使以来の海の安全祈る海水供え 奈良・海龍王寺で法要

産経新聞 4/19(水) 7:55配信

 海龍王寺(奈良市法華寺町)で18日、海水を供えて海の安穏や航海の安全を祈願する「四海安穏祈願法要」が営まれた。

 奈良時代に遣唐使船で中国・唐に渡った僧、玄●(げんぼう)が嵐の中、海龍王経を唱えて無事帰国。同寺の初代住職となり、遣唐使の安全を祈るようになった。法要は途絶えていたが、平成16年に復興され、毎年営まれている。

 この日の法要で供えられたのは、容器に入った気仙沼湾や博多湾、マレーシア、グアム島などの海水。石川重元住職ら僧侶が読経し、訪れた参拝者らが静かに手を合わせていた。

 石川住職は「今年は阿倍仲麻呂や玄●が唐に渡った遣唐使から1300年なので、その苦労や功績についても思いながらお祈りしました」と話した。

●=日へんに方

最終更新:4/19(水) 7:55

産経新聞