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<出資法違反容疑>架空投資7億円集金か、女逮捕 熊本県警

毎日新聞 4/19(水) 12:51配信

 熊本県警は19日、架空の投資話を持ちかけて違法に金を集めたとして、同県出身の山辺節子容疑者(62)を出資法(預かり金の禁止)違反容疑で逮捕した。山辺容疑者は渡航先のタイの警察に身柄拘束され、強制送還で搭乗した航空機が日本領空に入った午前3時20分ごろ、県警捜査員に逮捕された。県警は羽田経由で熊本に移送。熊本東署で本格的に取り調べを始めた。【野呂賢治、柿崎誠】

 逮捕容疑は2014年11月~15年9月ごろ、東京都港区の会社役員男性(55)と名古屋市の会社役員男性(52)に「元本は保証する。25%の配当もある」などと投資話を持ちかけ、計6800万円を違法に出資させたとしている。容疑を認めているという。

 県警は被害相談を受けて今年1月26日に逮捕状を取り、全国に指名手配。山辺容疑者が16年1月に出国していたことが判明し、今年2月27日に国際指名手配した。県警は、山辺容疑者が「東芝やソニーへのつなぎ融資としてシャドーバンキングに出資すれば、元本保証されるから絶対に損しない」などと架空の投資話を持ちかける手口で、熊本県内のほか東京都や北海道などの70人以上から約7億円を集めたとみて、集金の詳細な実態や金の使途などを追及する。

 出資法は金融機関など法律に規定がある者以外、業として不特定多数から金を預かることを禁じている。

 山辺容疑者は今年1月20日、60日間の観光ビザでタイに入国。その後、今月19日まで30日間のビザ延長が認められていた。タイの入管法は他国で逮捕状が出ている容疑者の滞在を認めておらず、タイ警察は山辺容疑者が不法滞在しているとして入管法違反容疑で逮捕していた。タイでは「私も被害者です」などと話していたという。

 山辺容疑者が住んでいたとされる熊本県益城(ましき)町の住宅周辺の人たちによると、山辺容疑者は同町出身。過去に熊本市内でスナックを経営し、会社社長ら店の男性客らに投資話を持ちかけていた。外車を乗り回すなど生活は派手で、山辺容疑者が住んでいたとされる家は02年に新築された2階建て。建築面積は約200平方メートルあり、地元では「姫御殿」と呼ばれていた。

最終更新:4/19(水) 16:59

毎日新聞