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おかしな信号で衝突、賠償へ 滋賀県、当事者2人に

京都新聞 4/19(水) 23:47配信

 大津市内の交差点で昨年8月、信号の変わる周期が急に速まって交差点内で乗用車同士が衝突し、1人が首に軽傷を負う事故が起きていたことが19日、分かった。滋賀県は信号の不具合が事故の原因と認め、事故の当事者2人に損害賠償金計150万円を支払うための議案を26日開会の県議会4月招集会議に提案する。
 事故があったのは、JR大津駅から琵琶湖方向に向かう市道「中央大通り」と湖岸沿いの県道が交わる島の関西交差点(大津市島の関、同市浜町)。県道に並行して京阪石山坂本線が走っており、信号は市道側にある踏切と連動している。
 県警によると、昨年8月25日午前7時45分ごろ、この交差点に市道から進入した乗用車が、県道を直進する乗用車と衝突した。この事故で、県道側の乗用車の女性が首などに軽傷を負った。
 捜査の結果、目撃情報から、市道側の信号が青から黄、赤へと変わる周期が通常ではあり得ない速さになっていたことが分かった。青で進入した乗用車が交差点を抜ける前に赤に変わったため、県道側から来た車と衝突したとみられるという。
 県警によると、制御機は1995年導入で、更新の目安とされる導入後19年を経過しており、老朽化が原因とみている。県警は事故後の8月30日に信号の制御機の基盤を交換。さらに今年3月には新品と交換した。
 しかしこの交差点では、制御機の交換後も信号が点滅に変わる不具合が相次いでいる。県警は原因を調査中だが、昨年8月の事故とは原因が異なるといい、通行に注意を呼び掛けている。

最終更新:4/20(木) 0:40

京都新聞