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不振の中日・ゲレーロ ファーム行きよりも効果的な打開策とは…

東スポWeb 4/19(水) 16:45配信

【宇野勝 フルスイングの掟】中日のゲレーロは重症だ。18日の阪神戦の打撃内容は遊飛、一飛、二飛、空振り三振。フライはすべて詰まらされた当たり。試合で4打席連続三振することはある。ただ飛んだ打球がすべて外野まで飛ばず詰まった内野フライなんてことは普通はあり得ない。本人も相当こたえたと思う。落ち込んでいるはずだ。技術的にはバットがボールに対して直線的に出てこない。遠回りしているから詰まらされる。自分は大きいのを打たなきゃいけないのだという意識からなのかもしれない。

 首脳陣は試合で結果を出すことがゲレーロにとって一番の薬だと思っているのだろう。クリーンアップから降格させて楽な打順で打たせることも考えるかもしれない。辛抱したいとね。ただ、はっきり言って今のゲレーロは打順を変えてどうこうなる状態ではない。気分転換が必要だ。

 ファームに落とすのもひとつの手。「ちょっと下で結果を出してきてくれ」とね。でも、これには怖さもある。選手の性格によってはモチベーションを下げてファームの選手になってしまうことがある。ゲレーロが打たないことには浮上の可能性がない中日にとってはリスキーだろう。だったら、試合を休ませることだ。「ベンチで見てろ」と。見ることで変わることもある。オープン戦で結果を出したのはダテじゃない。そのときはちゃんとインサイドからバットが出ていた。当時のビデオを見て、そこの違いに気がつけば何とでもなる。周囲も教えてあげることだ。

 中日はゲレーロだけでなくクリーンアップのビシエドも平田も心配。ビシエドはいわゆるバットを振るのではなく体を振っている状態。ヘッドが出ないから体を振るしかない。平田はトップの位置が低すぎる。だから去年までは見たことのない空振りをしている。18日現在は打率2割7分6厘とそれなりの数字を残しているが、今の打撃のままではトータルでいい成績は残せないと思う。(本紙評論家)

最終更新:4/19(水) 16:45

東スポWeb