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英、解散総選挙へ メイ首相がEU離脱支持固め

産経新聞 4/19(水) 7:55配信

 【ロンドン=岡部伸】英国のメイ首相は18日、緊急声明を出し、下院(定数650)を解散し6月8日に前倒しして総選挙を実施する意向を明らかにした。3月末に正式に通告した欧州連合(EU)からの離脱をめぐり、EU側との交渉を推進するためには、議会での支持基盤を安定させる必要があるとの認識を示した。

 メイ氏は「離脱選択した国民投票を受けて英国は確実で安定した強い指導力が求められている」と述べたうえで、英国は「団結しようとしているが、議会は違う」と述べ、野党の反対が「われわれの交渉力を弱める」と指摘した。

 メイ氏は当初、国民投票の結果を重視し、2020年の下院任期満了まで総選挙は実施しないと表明していた。しかし、5月にもEUとの交渉が始まるため、総選挙で改めて国民に離脱の信を問うのが狙い。世論調査ではメイ氏の与党保守党が高支持率を保ち、与党が勝利するとの見方が強い。

 総選挙実施には下院で3分の2の賛成が必要となる。最大野党労働党のコービン党首は18日、賛成の考えを示しており、総選挙実施は確実とみられる。メイ氏は19日、下院に総選挙実施の投票を求めるという。

最終更新:4/19(水) 7:55

産経新聞