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【3歳クラシック指数】アルアイン皐月賞制覇で牡馬トップ浮上「84」も過大評価禁物

東スポWeb 4/19(水) 22:07配信

★皐月賞(中山芝内2000メートル)=好位でうまく脚をためたアルアイン(池江)が9番人気の低評価を覆し、先頭ゴールを果たした。勝ち時計1分57秒8は皐月賞レコード&コースレコードタイとなるが、これは多分に馬場の恩恵。最終週の中山は前日から高速決着の連続で、まずは数字面での過大評価は禁物だろう。

 また、レース内容を振り返っても、勝ち馬がズバぬけて強かった印象は薄い。勝負を分けたのは4コーナー。外に進路を選ぶ馬が多い中、アルアインは内にこだわって我慢。結果、前に進路が開けたところを抜け出してきた。馬の能力というよりは、鞍上の好判断が光った一戦だ。

 さらには2冠目の2400メートルへの対応だが、鞍上の松山が「乗りやすいので大丈夫」とする一方で、池江調教師は「母が短いところの馬。対応できるようにつくっていかないと…」と微妙な言い回し。これでは全幅の信頼は置きづらい。1冠ゲットに敬意を表して牡馬トップの指数84を進呈はするが、混戦から抜け出したとはいかない。

 2着ペルシアンナイト(池江)もほぼ同じ評価。こちらも内々をうまく立ち回り、4角でもインを突いた鞍上の好プレーが光った。これまでマイル戦を中心に使われてきたローテから、距離延長が大歓迎のクチとも思えない。指数は勝ち馬と同じ84まで。

 対してダンビュライト(音無)は終始、外めを回らされる競馬。これで3戦連続3着と決め手に欠けるタイプではあるが、指数は一気に6ポイント上げて80とする。

 4着クリンチャー(宮本)は直線で上位2頭に内外からかわされた後も、大バテせず踏ん張っていた。こちらも6ポイントアップの78。

 敗れた馬の中で最も光ったのは5着レイデオロ(藤沢和)。レース勘が戻っていなかったのか、道中は流れに乗れなかったが、それでも直線は目立つ脚色で追い上げていた。長期ブランクを叩かれて臨むダービーに向けて、と考えれば悪くない内容で、指数は1ポイント上げて83とする。

 スワーヴリチャード(庄野)は直線ではじけ切れず6着。本来なら指数を下げてもいいところだが、今回は初めての中山。得意の東京なら反撃の可能性ありとみて、指数は81で据え置く。

 9着のカデナ(中竹)は中団のインでうまく脚をためられていたが、最後は全く伸びずでは後退もやむなしで指数78に。

 最後に牝馬の身で果敢に挑んだファンディーナ(高野)は正攻法の競馬で力は発揮したものの、もう1段ギアが上がらないような感じで7着まで。今後は「順調ならダービーへ」(高野調教師)と、再度牡馬クラシックへ挑戦する意向だが、評価は下げざるを得ず2ポイントダウンの指数84。仮にオークスに“撤退”しても断然の存在とは言えなくなった。

最終更新:4/22(土) 12:29

東スポWeb

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