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<日本航空>福岡空港で手荷物搬送ロボ実験

毎日新聞 4/19(水) 20:24配信

 日本航空は19日、福岡空港で人工知能(AI)を搭載した自動搬送ロボットを活用して乗客の手荷物を運ぶ実証実験を報道陣に公開した。利用対象は支援が必要な車椅子利用者やベビーカーを使う客など。実験は17日から始めており、28日まで効果や課題を検証し、将来的な導入を目指す。

 ロボットはオムロンが今年2月に発売した工場内で使う部品搬送用。二輪駆動で、箱のような形(長さ約80センチ、幅約50センチ、高さ約40センチ)をしている。最大60キロ積載でき、センサーで障害物を避けながら効率的なルートを考えて人の歩く程度のスピードで走行する。利用者には地上スタッフも付き添い、到着ロビーの手荷物受取場で荷物をロボットに載せて最寄りの空港ビル出口まで搬送する。

 通常は地上スタッフが車椅子を押しながら荷物も運んでおり、ロボットを活用できれば負担を軽減できる。

 日航によると、福岡空港は1日当たり車椅子利用客が約10人、ベビーカー利用客は1便当たり2~4人。高齢化もあり、車椅子の利用客は増加傾向だという。同社は「安全で快適な旅を楽しんでもらう新たなサービスにしたい」と話している。【石田宗久】

最終更新:4/19(水) 23:00

毎日新聞