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学力テストに212万人 正答率は政令市も公表へ

産経新聞 4/19(水) 7:55配信

 小学6年と中学3年の全員を対象にした文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が18日、一斉に行われた。国語と算数・数学の2教科で実施し、計約212万8千人が参加。結果は8月ごろに公表する。

 参加は小学校1万9770校の約104万5千人と、中学校1万80校の約108万3千人。国公立は全校が参加し、私立の参加率は49・5%となった。

 悪天候やインフルエンザなどの影響で18日のテスト実施を見送ったケースも相次いだ。文科省の集計によると、北海道内の小中学校105校など全国で計183校が休校。いずれも後日実施する。

 文科省は今回、結果の公表方法の一部を変更。指導に役立てるため従来の都道府県別平均正答率に加え、政令指定都市別も明らかにするが、競争をあおらないよういずれも小数点以下を四捨五入し整数値のみを示す。市町村教育委員会は独自の判断で学校別成績を公表することができ、都道府県教委は市町村教委の同意があれば、市町村別と学校別を公表できる。

 国語と算数・数学では、基礎的知識を問うA問題と知識の活用力をみるB問題に分けて出題。同時に子供たちには生活習慣を、学校には授業の状況をそれぞれ尋ねた。4年ぶりに保護者の一部を対象とした家庭状況などに関するアンケートも実施し、さまざまな分析に役立てる。

 全国学力テストは平成19年度に全員参加方式で始まった。東日本大震災の影響で事実上中止になり、28年度は熊本地震の影響で、熊本県の全小中学校と、大分、宮崎両県の一部で実施を見送った。

最終更新:4/19(水) 7:55

産経新聞