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藤田、自然体で挑む「できることを一打一打」 フジサンケイレディスクラシック

産経新聞 4/19(水) 7:55配信

 前々回女王の藤田が自然体で難コースに挑もうとしている。2連覇への重圧と向き合った昨年は12位。「勝ったことは何となく、遠い昔の記憶。狙いすぎると(わなに)はまるので、できることを一打一打やっていけたらいい」。22歳は控えめに決意を口にした。

 今季はここまで5戦で30位が最高。「内容はいいが、スコアにつながっていない」と首をかしげる。慢性的な痛みを抱える左肘は万全ではなく、L字型からピン型に戻したパターの感触も今ひとつ。この日はラウンド後に1時間半以上を割き、入念にパッティング練習を重ねた。

 ただ先週の大会を欠場した分、「プレーするのが楽しみ」と気持ちは前向きだ。欠場は肘の治療が目的だったが、診察が前倒しされ、週末はオフに。これを利用してサッカーJ2京都-愛媛を観戦。小中学校の同級生だった愛媛の神田夢実らに刺激をもらった。

 特別な気持ちで戦うシーズンでもある。ゴルフの師でもあった父、孝幸さんが昨年12月9日に急逝。今季はボールに命日の「1209」を刻み、遺骨を納めた指輪も身に付ける。2年前の優勝時、「おめでとう」とだけ告げてきた父は「地元ですごい喜んでいたと後から聞いた。照れくさかったんだと思う」。天国から見守る父に、再び歓喜の姿を届けられるか。(奥村信哉)

最終更新:4/19(水) 8:14

産経新聞