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「むきむき体操」しなきゃダメ?母親の孤独

BuzzFeed Japan 4/19(水) 17:00配信

赤ちゃんのおちんちんって、どんな形か知っていますか?息子が将来「包茎」で悩むのでは、と心配する母親たちは自ら調べた「むきむき体操」を息子にしています。父親の反応は。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

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「お母さん、熱よりコッチが大変! 紹介状を書くからすぐにこの病院に行って」

今は11歳の息子がまだ2歳のとき、私はかかりつけの小児科医に指摘された。

39度の熱を出した息子は、診察台で仰向けになり、睾丸が腫れていないか確認するためにおむつを下ろされたところだった。

ちんちんを見ない「ダメ母」

「包茎」「亀頭包皮炎」「手術の可能性もある」……そう言われても、何がどう「正常」と違うのか、さっぱりわからなかった。

後日、紹介された病院の小児外科に行くと、待合ロビーの長椅子に、息子と同じくらいの年齢の男の子と、その母親とみられる女性が3組、すでに座っていた。

診察室に入り、息子を抱いて下半身を医師に見せる。

医師 「息子さんがおしっこをするとき、おちんちんは風船のように膨らみますか?」
私 「……わかりません」

息子はおむつをしている。おしっこをする瞬間を見る機会はほとんどない。それでも、罪悪感に襲われた。

(手術するかもしれない一大事だというのに、子どもの身体をちゃんと見ていなかった私はなんてダメな母親なんだろう)

「脱皮」するのではなかった

医師によると、皮があるせいでおちんちんの先に尿がたまると、細菌に感染しやすくなるという。風呂上がりに毎晩、できれば朝晩、皮をむくようにと指導された。

ここでまた、理解できなくなる。

おちんちんの皮をむく。小学5年生の時の記憶が蘇った。スポーツ万能でリーダー格の男子が、休み時間にそんな話をしていた。

「昨日も風呂でチンポの皮むいてみたんじゃけど、ぶち痛かったわー。ボロボロ取れて、風呂に浮きまくって。血も出たわ」

聞き役の男子は笑っていた。聞き耳を立てていた私は、身の毛がよだった。

魚肉ソーセージのパッケージを剥がすのに失敗して、オレンジ色のセロファンがピラピラ落ちる。ちんちんもそうやって脱皮して大きくなるものなのか?

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最終更新:4/19(水) 17:11

BuzzFeed Japan