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<鳥インフル>千葉県でも終息宣言 拡大なく、制限解除 旭の養鶏場

千葉日報オンライン 4/19(水) 10:43配信

 旭市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、千葉県は18日、半径3キロ圏に設定していた移動制限区域を解除した。防疫措置が完了して以降、新たな発生がなかった。森田健作知事は同日、安全を確認できたとして「終息宣言」を行った。同養鶏場では3月24日、鳥インフルエンザの感染を確認、鶏約6万2千羽と卵約10万個が処分された。

 県は18日午前0時、発生養鶏場から半径3キロ圏内の移動制限を解除。同9時、県庁で開いた対策本部会議で森田知事は「終息」を宣言し、感染拡大の防止などに当たった職員をねぎらった。

 県畜産課によると、発生養鶏場では解除後もウイルス根絶の確認や試験的な鶏の飼育を行う必要があるため、経営再開は7月ごろになる見通し。

 県は今月11日、3キロ圏内の6農場で鳥のウイルス検査をし、すべて陰性だったとして半径3~10キロ圏の搬出制限を解除していた。

 発生から終息までの25日間で防疫措置に当たった県職員や自衛隊員は延べ4953人。延べ7068台の車両を消毒した。発生農場に関係した計1009人への健康調査で感染は確認されなかった。

 鶏を処分した発生養鶏場には家畜伝染病予防法に基づき国から補償金が支払われるほか、搬出・移動制限で売り上げ減などの被害を受けた10キロ圏の64農場も国と県が折半し補償する。

 発生養鶏場の鶏舎では野鳥が入り込める穴と隙間が見つかり、外から野鳥が入り感染源となった可能性があるという。県内での鳥インフルエンザ発生は2011年3月の千葉市若葉区以来、6年ぶりだった。

最終更新:4/19(水) 10:43

千葉日報オンライン