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韓・ポスコ、収益改善顕著。1~3月営業益、前期比2.9倍の1300億円

4/19(水) 6:01配信

鉄鋼新聞

 韓国・ポスコの2017年1~3月期連結業績は、売上高15兆772億ウォン(約1兆4500億円)で前期比0・4%増、営業利益1兆3650億ウォン(約1300億円)で同2・9倍、純利益9769億ウォン(約940億円)で同71・3倍となった。前年同期比でも営業益で約2・1倍、純利益で約2・9倍となり、収益改善が顕著だ。

 売上高は小幅増にとどまったが、鉄鋼部門の収益改善のほか、E&C(エンジニアリング・建設)部門など非鉄鋼部門のグループ会社業績が好転し、大幅な増益となった。
 部門別営業利益は、鉄鋼部門が前期比60・8%増の1兆234億ウォン(約980億円)となり、E&C部門も黒字転換した。エネルギー部門も前期比26・7%増の750億ウォン(約70億円)となった。
 海外鉄鋼事業の業績も大幅に好転し、全体の営業利益を押し上げた。中国のステンレスメーカー「張家港浦項不銹鋼」とインドの冷延ミル「ポスコ・マハラシュトラ」の営業利益は、前期比でそれぞれ41・7%、80%増加となる520億ウォン(約50億円)と387億ウォン(約37億円)。インドネシアの一貫製鉄所「PT・クラカタウ・ポスコ」、ベトナム棒形鋼工場の「ポスコSS―ビナ」は営業赤字だったが、赤字幅は縮小している。
 単独業績は売上高7兆674億ウォン(約6800億円)で同9・7%増、営業利益7954億ウォン(約770億円)で同63・0%増、純利益8396億ウォン(約810億円)で同86・7%増。浦項製鉄所第3高炉の拡大改修などの影響から生産・販売量は前期比やや減少したが、高付加価値品の販売増・コスト削減のほか、価格上昇などが寄与し、営業利益率は11・3%だった。

最終更新:4/19(水) 6:01
鉄鋼新聞