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【インタビュー】『無限の住人』キャラクタースーパーバイザー前田勇弥、三池組&木村拓哉の魅力を語る

4/19(水) 12:32配信

トレンドニュース(GYAO)

個性的なキャラクターが縦横無尽に跋扈(ばっこ)する映画『無限の住人』(4月29日公開)。木村拓哉演じる、死ぬことを許されない「無限の体」を得てしまった伝説の人斬り・万次(まんじ)が、運命によって引き寄せられた少女・凜(りん)の敵討ちの用心棒として、壮絶な戦いに挑むアクション・エンタテイメントだ。

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映画を陰から支えるスタッフインタビュー第2弾は、キャラクターを総合的に形作る役割を担うキャラクタースーパーバイザーの前田勇弥さんに、本作での仕事内容や、木村拓哉演じる万次へのこだわりなどを聞いた。

■漫画原作の実写化、コスプレにはならないように!

――キャラクタースーパーバイザーとはどんなお仕事なのでしょうか?

前田: ビジュアルを統括する仕事です。原作をもとに木村さんなり、戸田(恵梨香)さんなりが演じるキャラクターの衣装や、ヘアメイクなどビジュアルにまつわる全体的な部分を見る役割を担っています。

――作品に参加するのは、キャストが決まってからなのでしょうか?

前田: 三池(崇史)監督から「次にこういう作品やるから」って言われたときからスタート。決まっているときもあれば、そうではないときもあります。同じキャラクターでも、演じるキャストによって全然違うイメージになると思います。

――今回、本作ではどんな部分にこだわったのでしょうか?

前田: まず、どの作品でも役そのままの衣装に着られちゃっている感が見えることだけは、絶対にならないように心がけています。原作がある場合、どうしてもコスプレみたいになってしまうことがあるんです。そうならないように、木村さんの場合、ヘアメイクさんと「今回は汚そう」っていう話をしました。作品全体的にも、小ぎれいな世界観にしたくなかったんです。

――非常に個性的なキャラクターが多い作品ですが、印象に残っている人はいましたか?

前田: みんなそれぞれ苦戦しました。男性は基本的に着物だったので、セオリーにのっとっていましたが、女性は難しかったですね。(百琳(ひゃくりん)役の)栗山(千明)さんはミニスカートですし、(乙橘槇絵(おとのたちばなまきえ)役の)戸田さんは大きなスリットが入っているので、見え方が1センチ違っただけでも大きくイメージが変わってきます。場面ごとに臨機応変に変えていきました。

――コスプレ感が出ないようにというのは、具体的にどういったことを意識しているのでしょうか?

前田: エイジングですかね。服は人がずっと着ているとよれてくるので、そういった部分で汚しや、やすりをかけて着る人になじむようにしていきます。万次は永遠の命であり、同じ服をずっと着ているので、その部分のリアリティと、それが作品に浮いてしまわないように全体的なバランスを考えました。

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