ここから本文です

大型IRパリジャンマカオのカジノフロアにギャンブル依存対策ステーション設置…全マカオで4ヶ所体制に

マカオ新聞 4/19(水) 20:28配信

 2002年のカジノ経営ライセンスの対外開放を機に世界一のカジノ都市へと急成長を遂げたマカオ。面積約32平方キロ、人口約65万人の小さな街に大小合わせて39軒(2017年第1四半期末時点)ものカジノ施設が軒を連ね、日常生活の中でギャンブルと接触する機会も多いのが現状だ。

 近年、マカオでもギャンブル依存への対策について社会的関心が高まっている。マカオ政府でギャンブル依存対策を担う社会工作局(IAS)、カジノ監理部門の博彩監察協調局(DICJ)、マカオ大学コマーシャルゲーミング研究所の3機関は、2012年に動画やインタラクティブゲームを通じた啓蒙や本人によるカジノからの隔離申請ができる情報端末を開発。インタラクティブ端末「レスポンスゲーミング情報キオスク」及び、より規模が大きく、マカオ市民に加えて旅行者も利用可能な「レスポンシブルゲーミング情報ステーション」のカジノ施設内への設置を進めてきた。

 IASは4月19日、コタイ地区に昨年(2016年)9月にオープンしたばかりの大型IR(統合型リゾート)施設「パリジャンマカオ」(運営会社:サンズチャイナ)のカジノフロア内に4ヶ所目となる「レスポンシブルゲーミング情報ステーション」の設置が完了したと発表した。

 マカオ大学コマーシャルゲーミング研究所の馮家超所長によれば、今年(2017年)第1四半期時点で「レスポンスゲーミング情報キオスク」が21台、「レスポンシブルゲーミング情報ステーション」が3ヶ所稼働しており、利用者数は延べ2869人だったとのこと。また、このうち「ステーション」の利用者が全体の4割以上を占めたといい、外観デザインやプロモーションアンバサダー人員の設置による効果との見方を示した。

 IASでは、今年下半期から来年にかけて、さらに2ヶ所の「ステーション」を増設する予定。

最終更新:4/19(水) 20:34

マカオ新聞