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モグラ食糧難、ネイチャー教頭登場! 里見エリア(1)【いちはらアート×ミックスへ行こう!】<2>

4/19(水) 13:23配信

ちばとぴ!チャンネル

千葉県市原市南部の里山で、5月14日まで開催されている現代アートの祭典「いちはらアート×ミックス」(以下、アートミックス)レポートの第2回。

今回は、里見エリアのIAAES(旧里見小学校)で注目の、モグラさんでおなじみ、美術家の開発好明さんによる2つのプロジェクトについて紹介します。

五井駅から小湊鐵道に乗り、約50分で里見駅へ。無料周遊バスのルート1に乗り、約10分でIAAESへ到着します。

モグラさん水を作る

2014年の第1回目では、モグラに扮した開発さんが、ゲストを招いてアートや地元について語る番組「モグラTV」を、養老エリアの地中空間からインターネットで生放送しました。

今回は、穴に潜らず、IAAESの校庭に木造住居「モグラハウス」を設置。ミミズが捕れずに食糧難に陥った-という設定で、自給自足をテーマに、まずは水を作る装置を作っています。

穴に潜らなかった理由について、開発さんは「(地下空間は)新潟県のキナーレという美術館に展示中だから」と説明。地上に住んでいるからミミズが捕れずに食糧難に陥っている説もあります。

水を作る装置は、モグラハウス裏の地面に深さ約15センチほど掘った穴の真ん中に湯飲みを置き、ビニールをかぶせたもの。

土の中の水分が徐々に蒸発して水滴となり、ビニールをつたって湯飲みの中に溜まるという仕組みです。

水滴がうまく湯のみに落ちるよう、ビニールの上に重石を置き、湯飲みの上あたりをへこませています。

この装置を段階的に大きくし、最終的には、高さ5メートルほどの竹で組んだ大きな装置にしたいそうです。

大人世代へ学びを 「里見100人教頭キョンキョン」

IAAESではもう一つ、開発さんによるプロジェクトが行われています。

期間中、全部で約80のさまざまな講座が開かれる「里見100人教頭学校キョンキョン」です。会期中、インターネットの動画配信サイト、ユーストリームで生放送します。

開発さんは、横浜や三宅島でも「誰もが先生、誰もが生徒」を合言葉に、講座を開くプロジェクトを行ってきました。

市原では、地域が文化的に盛り上がるよう、また、このプロジェクトが長く続くようにとの願いをこめ、講師を“先生”から“教頭”へグレードアップしたのだそうです。

講師をつとめる“教頭”は25人。「アートミックスをあと3回開催すると教頭が100人になる」と、このイベントが長く続くことを願う開発さんでした。

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