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番狂わせ多発の『赤土』、アンツーカーの特徴とは?<テニス>

4/19(水) 16:33配信

tennis365.net

モンテカルロ・ロレックス・マスターズ

男子テニスのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、 ATP1000)が現在開催されており、連日熱戦が続いている。

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今大会は、レッドクレーのモンテカルロ・カントリークラブを会場に行われている。高温焼成したレンガなどを粉砕した土を使って作られているレッドクレーは「アンツーカー」の名称でテニスファンに知られており、とりわけヨーロッパで多く見られる。

クレーコートは、足がスライドしやすく特有のフットワーク技術が必要とされる。そして、球足が遅く、ラリーが長続きしやすいため、ストローカーに有利なサーフェスと言われる。その反面、他のコートに比べてラリーが増え、体力が必要とされるため番狂わせも多くなりがち。世界ランク5位の錦織圭も、第1シードで挑んだリオ・オープン1回戦でランキングが下位のT・ベルッチ(ブラジル)に苦杯をなめさせられた。

そして、レッドクレーには天候に左右されやすいというデメリットも。さらに、風が吹くと砂が飛んでしまい、乾燥にも弱いため、メンテナンスが非常に難しい。

そんな「アンツーカー」で過去に例を見ない強さを発揮しているのが、元世界王者のR・ナダル(スペイン)である。レッドクレーの代名詞、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では初出場の2005年から2008年にかけて4連覇、2010年から2014年にかけて5連覇を達成しており、これまで9度タイトルを獲得している。

さらに、モンテカルロ・ロレックス・マスターズでは、2005年から2012年にかけて前人未到の8連覇を成し遂げ、昨年は大会9度目のタイトルを獲得した。クレーコートにおける通算成績は365勝34敗で、勝率は驚異の91パーセント。圧倒的な強さから「クレーキング」の愛称で親しまれている。

モンテカルロ・ロレックス・マスターズ後は、バルセロナ・オープン(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)やムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)と全仏オープンにかけてクレー大会が続く。

現在開催中のモンテカルロ・ロレックス・マスターズには、A・マレー(英国)やN・ジョコビッチ(セルビア)、そしてナダルやS・ワウリンカ(スイス)といった世界のトッププレーヤーが集結。今年最初のクレーコートでのマスターズで頂点に輝くのは誰か。連日の赤土の上での熱い戦いから目が離せない。

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最終更新:4/19(水) 16:35
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