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Creepy Nuts「今はいい状況」ラップを“チェケラッチョ”とバカにされた過去

TOKYO FM+ 4/19(水) 20:00配信

Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)が、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、お二人の出会いや現在のヒップホップの環境などについて伺いました。

――Creepy Nuts結成のきっかけとは?

とーやま校長:イメージが違う! 勝手なイメージですけど、結構いかつい方たちなのかなって思っていたんです。

R-指定:いえいえ! 全然!

DJ松永:そんなとこは全くございません!

とーやま校長:今、おいくつなんですか?

R-指定:僕は今年26歳になります。

DJ松永:僕は今年27歳になります。

とーやま校長:出身地もバラバラですよね。出会って何年くらいなんですか?

R-指定:僕が大阪出身で、松永さんが新潟なんです。18・19歳の頃に出会ったので、7~8年くらいですね。

DJ松永:最初は大阪で行われた、全国各地の10代が集まるイベントみたいなところで出会ったんだよね。

R-指定:それこそ自主でやった未確認フェスみたいなもんですよ。10代のラッパー、DJとかのアーティストを全国各地から集めたら、新潟から松永さんが来たんです。

DJ松永:他にいかついヤツとかが来てた中で、結構弱そうなヤツがいたから。

R-指定:大阪の俺らの仲間が、全員ナヨナヨしたタイプやったんです。東京から金髪の2メートルぐらいのヤツが来たり、福岡から明らかに悪いことしてきたみたいなヤツがいっぱい来てる中で、新潟からDJ松永がヘラヘラしながら来たから、「おー! 友達になろう!」って(笑)。

DJ松永:俺も、上の人ばっかりの中に「あ、下の人がいる! 接しやすい!」と思ってすぐ仲良くなったんです(笑)。

あしざわ教頭:下の人ってどういう意味なんだ(笑)。

R-指定:お前、そんなこと思ってたのか! そこから普通に友達として遊んでて、4年くらい前に「何か一緒にやりますか!」という感じになりました。

DJ松永:友達からの流れですね。

――ラップを始めた頃は、一度ブームが去った後……

とーやま校長:10代の頃に比べて、自分たちの状況というのはどうですか?

R-指定:10代の頃、僕がラップを始めた時なんかは、間違ってもちゃんと仕事になるとは思ってなかったんですよ。日本語ラップとかラップ自体が、一度日本に浸透した後また浸透しなくなった時に、僕らは始めたんです。これだけ若い子が聴いてくれてる状況が信じられないぐらいですしね。俺らが高校の時、「ラップやる!」って言ったら「あー、チェケラッチョのやつやろ?」みたいな感じでバカにされましたからね。

とーやま校長:逆に(そこから10年ほど前の)僕らの頃は、BUDDHA BRANDとかキングギドラとかTHA BLUE HERBとか、本当にゴリっとしてる人たちばっかりだったんで、ちょっと怖いっていうイメージがありましたね。

R-指定:俺らの時代になったら、その“怖い”ってイメージがもうギャグになっちゃって、「ちょっとヤンキーの悪い人たちが、“チェケチェケ”言ってるようなアホな文化でしょ」っていうのが定着してしまった時に俺らは好きになっちゃったんですよ。

DJ松永:それこそ、ヒップホップが好きなヤツって学校で俺1人だけでしたからね。だから、誰とも喋れなかったですね。

R-指定:だから、今の高校生とか10代はすごくいい状況やなって思いますね。うらやましいです!

とーやま校長:でもその状況のメインストリームには、Creepy Nutsの二人がいるって言っていいわけじゃないですか。

あしざわ教頭:立役者でもあるわけですからね。

Creepy Nuts:いやいやいやいや……(笑)。

――2月にミニアルバム『助演男優賞』をリリース!

とーやま校長:曲を聴いても、今のこの状況を全く良しとしない、常に第三の目で見ている感じじゃないですか?

R-指定:なんか不安になっちゃう癖があるので、「いい調子やな」と思っても、常に「どっかに落とし穴がないかな、危ないぞ」って探す癖がついてて。昔からネガティブなところとか後ろ向きなところがあるんです。でも、その不安な部分とかを書き出した上で、それでもポジティブにっていう落としどころでしている感じですね(笑)。

あしざわ教頭:「助演男優賞」は、人間味が詰まりまくってる曲だなと思いました。しかも、ラップのイメージってもっと“オラオラ!”って感じだったんですけど、そんなにガッといかないまでも実はこっそり天下を狙っている、みたいな気持ちも潜めているような感じをすごく受けました。

R-指定:そんな正確に読み取っていただけるとは! ラッパー冥利につきます。

DJ松永:う、うれしいです(笑)。

R-指定:褒められ慣れてない(笑)。

あしざわ教頭:そんな、学生さんみたいにかしこまられちゃうと(笑)。

とーやま校長:そのスーツの感じから、新人議員さんみたいです。

DJ松永:国を変えようなんて、これっぽっちも思ってないです(笑)。


現在エントリー受け付け中の10代限定の夏フェス「未確認フェスティバル」では、『ラップだけコース』と『コピバンコース』の募集を開始しました。『ラップだけコース』のSCHOOL OF LOCK! オリジナルトラックの制作をDJ松永さんが担当しています。
さらに、新しい授業の「RAP LOCKS!」がスタート!
特別講師には、Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)のお二人が就任します! ラップに関する疑問、相談などについて、定期的に指導してくれるとのこと。お楽しみに!

最終更新:4/19(水) 20:00

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