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ヤマハ、AVアンプの3機種。上位機はDAC&構成改善で音質アップ

4/19(水) 18:56配信

Stereo Sound ONLINE

最新HDR規格ドルビービジョンのパススルーにも対応予定

 ヤマハから、2017年モデルのAVアンプ3機種が発表された。ラインナップと価格は以下の通り。

●RX-V583
・価格:7万2000円(税別)
・発売日:5月下旬
・特徴:ドルビーアトモス/DTS:X対応7.2ch AVアンプ

●RX-V483
・価格:6万1000円(税別)
・発売日:5月下旬
・特徴:ネットワーク機能内蔵5.1ch AVアンプ

●RX-V383
・価格:4万8000円(税別)
・発売日:5月中旬
・特徴:5.1ch AVアンプのエントリーモデル

 同社AVアンプのエントリークラスを構成するRX-Vシリーズは3ケタのモデルナンバーが与えられており、それぞれ昨年登場したRX-V581、RX-V481、RX-V381の後継機にあたる。

 RX-V583は、オブジェクトオーディオのドルビーアトモス/DTS:Xに対応し、パワーアンプを7ch搭載したモデルだ。定格出力は1chあたり115W(6Ω)。スピーカーレイアウトは最大7.2chもしくは5.2.2ch、ハイトスピーカーはフロントハイト/オーバーヘッド/イネーブルドから選択できる。

 本機で大きく進化したのが、DACチップ。先代が採用していたバーブラウンPCM1681(8ch仕様)×1基から、同PCM5101A(2ch仕様)×5基に変更している。

 PCM5101Aは、チップに内蔵されたアクティブフィルター回路のパスが可能で、これにより音の解像度やSN感、セパレーションの向上が果たせたのだという。また、2ch仕様のDACチップはステレオリスニング時の電源効率の面でも有利とのこと。

 DACチップを7ch分のD/A変換に必要な4基より1基多い5基積んでいるのは、ヤマハ独自のワイヤレスオーディオ機能「MusicCast」の配信に用いるためだ。

 デジタル系基板は、パターンの見直しと最短化を徹底し、約20%の小型化を実現した。注目なのは、電源をオーディオとそれ以外で完全に分離したこと。これは同社の上級AVアンプAVENTAGE(アベンタージュ)シリーズの思想を本グレードの製品にまで踏襲した結果だという。

 HDMI端子は入力4系統、出力1系統のすべてでHDCP2.2、4K/60p、BT.2020のパススルーが可能な上、新たに4Kアップスケーリング機能も備えている。HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)信号はHDR10に対応済みに加え、HLG(ハイブリッド・ログガンマ)と、最新のドルビービジョンにもファームウェアアップデートで更新予定となっている。

 そのほかの主な仕様は先代RX-V581を踏襲している。

 RX-V483は、ネットワーク機能を備えた5.1chモデルで、定格出力は1chあたり115W(6Ω)。RX-V583をベースにパワーアンプを2ch分省略した構成で、DACチップはバーブラウンPCM1681から同PCM5101Aに変更され、5ch+MusicCast用で4基を搭載する。

 RX-V383は、ネットワーク非対応のベーシックな5.1chモデルだ。定格出力は1chあたり100W(6Ω)。新たにBluetoothトランスミッター機能が追加されたほか、ファームウェア更新用にUSBタイプA端子を備えたのがポイント。同端子はPCM 48kHz/16bitまでの音楽ファイル再生もサポートする。

 RX-V483/RX-V383ともに、新規で4Kアップスケーリング機能を備えたほか、HDR信号がHLGやドルビービジョンにファームウェアアップデートで対応する点が共通している。

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最終更新:4/19(水) 18:58
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