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地震発生時「調理中すぐ火を消して」はNG? 地下街や車にいるときはどうする?

西日本新聞 4/19(水) 17:40配信

 地震はいつどこで起きるか分からない。いざ発生という時に、どう行動すればいいのか。福岡大で防災士養成研修プログラムを担当する重松幹二教授(55)、正本博士助教(63)のアドバイスをまとめた。

⇒【画像】家具の上には段ボール箱を。隙間ができないようにしたい

◆火元から離れて

 まず自分自身、特に頭を守るのが基本。室内は家具の転倒、ガラスの破損、照明の落下に注意する。トイレにいたら、扉に家具が倒れかかって出られなくなったという例もあった。「いま地震が起きても大丈夫か」を想定して家具を配置し、安全な場所を作っておく。

 「調理中に揺れたらすぐ火を消して」と習った人もいるかもしれないが、2005年の福岡西方沖地震では、熱湯や油が飛び散ってやけどを負った人もいた。ほとんどの家庭は、大きな揺れを感知すると自動的にガスを止めるガスメーターが設置されており、無理をして火に近づかない方がよい。揺れが収まったらガスの元栓を閉め、出入り口を確保する。

◆乗り物の中なら

 車を運転中に地震が起きたら、ゆっくり道路左脇に止まり、ラジオなどで地震の様子や交通状況を調べる。車を置いて避難するときは、緊急車両の邪魔にならない場所に移動し、車内に連絡先のメモを残しておく。鍵は付けたままにして、ドアはロックしない。

 電車の場合は、自分で扉を開けて線路に出ると危険なこともある。火災の恐れなどがない限り係員の指示に従って行動する。

◆地下街にいたら

 地下街では、ショーウインドーから離れ、通路の中央で揺れが収まるのを待つ。停電しても誘導灯や非常灯が付き、非常口が60メートルごとに設置されている。慌てて非常口に殺到せず、壁伝いに避難する。

◆避難するときは

 自宅から避難するときはガス栓や水道栓を閉めておく。停電から復旧したときに起きやすい「通電火災」を防ぐため、ブレーカーを落とすのも忘れずに。

 玄関から逃げられないときに備え、マンションなどは、一部のベランダに避難はしごが設置されている。どこにあるのか事前に確認しておく。

 こうした対応はあくまで原則。重松さんらは「マニュアルに縛られず、状況に応じて自分で判断することが大事です」と強調した。

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最終更新:4/19(水) 17:40

西日本新聞