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台湾で“最も尊敬される日本人”・八田與一とは? 銅像破壊で元市議出頭

4/19(水) 16:20配信

AbemaTIMES

 「台湾で最も尊敬されている日本人」といわれる八田與一氏の銅像が壊されているのが見つかり、台湾の元市議が犯行を認めた。

 八田氏は日本統治時代にダム建設などで貢献し、台湾南部の台南市には銅像が設置されているが、16日に銅像の頭部がなくなっているのが見つかった。これについて17日、元台北市議の男性が「日本統治時代の日本人が台湾で評価されているとは認められない」として警察に出頭した。警察は元市議を逮捕せず、捜査を進めるとしている。一方、台南市は「八田氏の命日にあたる5月8日までには銅像を修復するよう管理会社に依頼した」と発表した。

 台湾では「最も尊敬されている」一方で、八田氏のことは日本の中であまり知られていない。八田氏は1930年、当時東洋一のダムを完成させ、これにより不毛の地だった台湾南部に農業用水が整い、大穀倉地帯へと変貌。八田氏は日本人も台湾人も平等に扱った。台湾の中学校の教科書では取り上げられており、台湾では多くの人に知られている。

 八田氏以外にも海外で尊敬されている日本人がいる。渡邊嘉一氏だ。渡邊氏は19世紀末、当時のイギリスの最高技術を集結させ、現在はユネスコ世界遺産の候補にもなる「フォース鉄道橋」建設の際、工事監督を務めた人物。ヨーロッパ・スコットランドの20ポンド札にフォース鉄道橋が描かれており、そこには渡邊氏の姿も描かれている。

(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:4/19(水) 16:20
AbemaTIMES