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“エース”と呼ばれる投手は打撃も得意!?

4/19(水) 10:00配信

ベースボールキング

 巨人のエース・菅野智之が19日のヤクルト戦、投げては3安打完封、打ってはマルチ安打の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。 

 ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める里崎智也氏は、マルチ安打を記録した菅野に対し、「9番じゃなくてもいいんじゃないかなと思いますね。まさにセ・リーグの二刀流ですよね」と評価。

 菅野は昨季セ・リーグで規定投球回に到達した投手の中で、最も高い打率.222を記録し、安打数もセの投手で唯一2ケタ12安打をマークするなど打撃でも存在感をみせる。また菅野だけでなく、“エース”と呼ばれる投手は、打撃を得意とする選手が多い印象だ。

 二刀流の大谷翔平(日本ハム)を除くと現役組では、前田健太(ドジャース)がそのひとりだろう。前田は広島時代、長年エースとして活躍し、10年と15年に沢村賞を受賞した。打撃でも日本最終年となった15年にセ・リーグで規定投球回に到達した野手の中で、トップの打率.194、本塁打もトップタイの1本塁打を記録。メジャー移籍後も、移籍後初登板となった16年4月6日のパドレス戦で、MLB初安打となるソロ本塁打を放った。

 現役最多のシーズン11度2ケタ勝利を記録している石川雅規(ヤクルト)は、規定投球回を到達したシーズンで03年(率.222)、04年(率.200)、12年(率.213)、14年(率.205)と4度打率2割以上をマーク。ちなみに石川は、プロ入り1年目の01年から16年連続で安打を記録している。

 その他、現役引退組では歴代最多の通算400勝をマークした金田正一氏が通算38本塁打を記録すれば、通算203勝の堀内恒夫氏は自身の引退試合で本塁打をマークするなど通算21本塁打。近年現役引退した投手では、三浦大輔氏が24年連続安打、川上憲伸氏は04年5月15日の横浜戦でチーム唯一の得点となる2ラン、投げては完封勝利を挙げる活躍を見せたこともあった。

 過去を振り返ってもエースと呼ばれる投手は、打でもチームに貢献する選手が多いようだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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