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和歌浦湾のアサリに貝毒 規制値の5倍

4/19(水) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県は18日、和歌山市の和歌浦湾の片男波干潟で採取したアサリから、国の規制値の5倍近くとなるまひ性貝毒を検出したと発表した。最悪の場合は死亡することもあり、採ったり食べたりしないよう呼び掛けている。

 まひ性貝毒は食後約30分で舌や唇がしびれ、重症になれば体が思うように動かなくなる。最悪の場合、12時間以内に呼吸困難で死亡する。加熱しても毒性は弱くならない。

 県が13日にアサリを採取し、食品環境検査協会神戸事業所に委託して検査して分かった。体重60キロの人なら、むき身で約64個以上が致死量という。

 貝毒は二枚貝特有で、サザエやアワビなどの巻き貝、魚類、エビ類、海藻類などは問題ない。現在、和歌浦湾ではアサリの漁や潮干狩りは行われていないが、県は採捕しないよう、自主規制を呼び掛けている。貝毒が3週連続で規制値を下回った場合、自主規制を解除する。

 県が毎年この時季に検査している。和歌浦湾で規制値を超えて貝毒が検出されたのは2014年以来という。

最終更新:4/19(水) 17:00
紀伊民報