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松岡修造の娘からスター恵へ旅立ち 宝塚入学式

日刊スポーツ 4/19(水) 7:56配信

 スポーツキャスター松岡修造(49)の長女で、阪急東宝グループを創業し、劇団を創設した小林一三氏の玄孫(やしゃご)にあたる松岡恵さん(17)が18日、兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で、105期生入学式に出席した。初めてグレーの制服姿に身を包み、無数のフラッシュを浴びても笑みを絶やさず、大物ぶりを発揮。夢舞台へ大きく1歩を踏み出した。

【写真】高祖父は歌劇団創始者/華麗なる一族 松岡家の系図

 父修造譲りの涼しげな目元に、一筋の乱れもないリーゼント。身長169センチで男役志望の恵さんは、背筋も伸び、キリッとした雰囲気で、式典に臨んだ。

 壇上には、今年4月1日付で新校長に就いたばかりで、父のいとこにあたる前宝塚歌劇団理事長の小林公一新校長(57)。新入生40人は順に名前を呼ばれ、小林新校長にあいさつをしたが、恵さんの番では、無数のフラッシュがたかれた。

 まばゆい光の嵐にも動じることなく、笑顔で「いとこおじ」の小林新校長に一礼。その堂々とした姿を母のテレビ東京アナウンサーだった恵美子さん(51)はビデオカメラに収めた。

 恵さんは今回が初受験だった。1年ほど前から、バレエ、声楽のレッスンを受け、備えた。合格発表時には「歌はもともと好き。見た方に、すがすがしい気持ちになってもらえるようなスターになりたい」と目を輝かせた。

 夢への入り口に立ったばかりの恵さんについて、母の恵美子さんは「本当に今日が旅立ちなんだな…」と話すと、目にうっすら涙。恵さんら105期生は3月30日の合格発表後、今月13日に入寮し、家族で過ごしたのは12日が最後だった。

 仕事で出席できない修造から、恵美子さんが手紙を預かってきたといい「主人も寂しいとは言っていました」と明かした。

 恵さんは小さい頃「お笑い芸人になりたい」と言っていたといい、「明るくて、周りを笑顔にすることが好きな子」。素顔はひょうきんで「お父さんを見れば分かりますよね」とも話す。

 1世紀を超え、今春103期生が入団した宝塚歌劇団では、歌、ダンス、芝居の技術に加え、トップスターの要素としては人柄も重要視されている。恵さんの明るい性格も大きな武器になりそうだ。

 松岡家は自主性を重視した教育方針で、恵美子さんは「子どもの人生は子どもに任せてきた。でも決めたからには120%のサポートをしたい」。とはいえ、恵さんは父が修造というだけでなく、創業者一族でもあり、すでに注目度はトップ級。この日はテレビカメラ11台が並び、例年の3倍の報道陣が取材に駆けつけた。

 その様子を校長として見守った小林氏は「105期はまとまった印象がある。(恵さんは)相当な覚悟を持って(の入学)でしょう」と思いやった。

 恵さんら新入生40人は今後2年間、洋舞、日舞、和楽器演奏、ピアノ声楽、演劇などの授業を受け、再来年春、劇団へ105期生としての入団を目指す。【村上久美子】

最終更新:4/19(水) 8:21

日刊スポーツ