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米カンザスシティー連銀総裁:バランスシートは「自動操縦」で縮小を

Bloomberg 4/19(水) 0:35配信

米カンザスシティー連銀のジョージ総裁は4兆5000億ドル(約490兆円)に上る金融当局のバランスシートについて、連邦公開市場委員会(FOMC)による年内の縮小開始を支持した。またいったん縮小プロセスを開始した後は、「自動操縦」のように縮小を継続すべきだとの考えを示した。

総裁は18日、ニューヨーク州にあるバードカレッジのレビ-・エコノミクス・インスティテュートで講演。「バランスシートの調整は漸進的かつ円滑に実施する必要がある。それは、バランスシートの規模を正常化させる戦略という点で最もリスクの小さいアプローチだ」と指摘。「重要なのは、いったん縮小プロセスを開始したら、その後の毎回のFOMC会合で再検討することなく縮小を継続すべきという点だ。言い換えれば、縮小プロセスは自動操縦とすべきで、必ずしも経済データの多少の動きに伴って変化させる必要はないということだ」と述べた。

ジョージ総裁はこのほか、米経済は完全雇用と2%のインフレ率という当局の目標付近にあるようだとし、FOMCによる利上げ継続を支持した。経済データは変動するものの、FOMCは短期的なボラティリティーに反応する衝動を抑えるべきだと指摘した。

総裁は「米経済は大部分において、しっかりとした足取りになっているようだ」とし、FOMC当局者の多くはリスクが上方向に傾斜したと考えていると加えた。さらに「実際のところ、結果は予想を下回るのではなく、上回る可能性があるとの印象がある」と続けた。

原題:George Calls for Fed’s Balance Sheet to Shrink on ‘Autopilot’(抜粋)

Steve Matthews, Matthew Boesler

最終更新:4/19(水) 0:35

Bloomberg