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商品ヘッジファンドのブレンハイム:創業以来初のオーナーシップ拡大

Bloomberg 4/19(水) 9:43配信

商品投資の先駆者の1人、ウィレム・クーイカー氏は自身が率いる運用資産15億ドル(約1600億円)のヘッジファンド運営会社ブレンハイム・キャピタル・マネジメント(米ニュージャージー州)のオーナーシップを、創設以来ほぼ30年で初めて拡大した。

天然資源業界で最も有力で謎めいたトレーダーの1人であるクーイカー氏は、ブレンハイムのオーナーとしてトーマス・コプチンスキ氏やジェームズ・ウォルマッハー氏、ガス・ロッシ氏、さらに自身の息子であるテレンス・クーイカー氏が加わる見通しであることを明らかにした。ブレンハイムは石油や金属、農産物などの商品に投資し、最盛期の2011年には商品に重点を置くヘッジファンドとしては世界最大だった。

オーナーシップの変更は、クーイカー氏(74)がブレンハイムを創業した1989年以降で初めて。同氏が過半数を保有している。数年にわたってリターンが低迷したことから、同社の運用資産は過去最高だった水準から85%減少しており、存続をかけた最大級の難局に直面している。新たなパートナーらは同社で長期にわたって勤務している。

クーイカー氏は文書で「新たなパートナーらは、ここ数年、極めて大きな変化を遂げているこの業界での成長に向けた新たな道筋を描く手助けをしてくれるだろう」と指摘。「ブレンハイムは商品のトレーディングと投資を手掛ける先駆的な企業の一つであり、今後長年にわたってこれらの市場において主要企業であることを目指している」と説明した。

原題:Commodity Hedge Fund Blenheim Opens Up Ownership for First Time(抜粋)

Javier Blas

最終更新:4/19(水) 9:43

Bloomberg