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トランプ娘婿一族が所有のNYオフィスタワー、借金返済増で赤字拡大

Bloomberg 4/19(水) 13:08配信

トランプ米大統領の娘婿、ジャレッド・クシュナー氏の一族が共同所有するマンハッタンのオフィスタワーは2016年に債務返済が増加し、赤字が拡大した。ローン管理者が提出した文書で明らかになった。

LNRパートナーズの届け出によると、「666フィフス・アベニュー」の損失はローン返済の調整後で1450万ドル(約15億7000万円)と、15年の約1000万ドルから増加した。純営業利益は前年比で2.7%増加し4130万ドルとなった一方、債務返済は11%増の5580万ドル。16年末時点のタワーの入居率は80%と、9月時点の70%から上昇した。

ブルームバーグの先月の報道によれば、ミッドタウンにある同タワーに関する債務12億ドル余りの返済条件は19年の支払期日が近づく中で一段と厳しくなりつつある。クシュナー氏のファミリー企業であるクシュナー社は07年に同タワーを記録的価格で購入していた。

現在、トランプ大統領の上級顧問を現在務めているクシュナー氏は、公職との利益相反を避けるため同タワーの持ち分を親族に売却。父のチャールズ・クシュナー氏は同タワーを高級な居住用不動産に転換するためパートナーを探している。同タワーの再開発に関して中国の安邦保険集団は提携交渉を進めていたが、3月に協議は終了した。

クシュナー社の広報担当は同タワーに関して活発な議論が進んでいると述べたが、財務状況に関してはコメントを控えた。

原題:At Kushners’ Manhattan Tower, Debt Payments and Losses Increase(抜粋)

Caleb Melby

最終更新:4/19(水) 13:08

Bloomberg