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ドル・円は108円台後半、米金利上昇や日経平均上昇が支え

Bloomberg 4/19(水) 13:50配信

19日の東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台後半。米長期金利が5カ月ぶりの低水準から戻したことや日経平均株価の続伸を支えに、終盤の取引にかけて小幅ながら上振れる展開となった。

午後4時56分現在のドル・円は前日比0.4%高の108円82銭程度。一時は108円90銭までドルが買われた。

午前は108円38銭を安値に、仲値公表が集中する10時前後にかけて108円69銭近辺まで上昇した後、108円50銭を挟んでもみ合った。午後は日経平均株価が徐々に水準を上げたのに伴い、ドル・円も上昇幅を広げた。前日の海外市場では、米10年国債利回りが昨年11月以来の2.163%まで低下したことを受けて、ドル・円は108円32銭まで下落した。アジア時間19日に同利回りは2.198%まで戻す場面があった。

ドル・円相場について、三菱UFJ信託銀行資金為替部戦略トレーディング課の池島俊太郎課長は「日経平均が持ち直したことや米金利が上昇したこともあり、ドル・円も上昇している。北朝鮮情勢や仏大統領選を控えてリスク量を落としてきた動きも、一巡しているのかもしれない」と述べた。

前日の海外市場では米10年債利回りが水準を切り下げたものの、この日のドル・円が前日安値を更新しなかったことも、「ドルの買い戻しにつながった可能性がある」と池島氏はみている。ただ、今の市場を動かしている要因が政治要因とあって「方向感につながるような腰の入った動きは出づらく、今週これまでの高値109円22銭、安値108円13銭を抜けていくようなイメージは作りづらい」と言う。

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ポンドは小幅下落。前日は、イギリスのメイ首相が欧州連合(EU)離脱離脱を巡る自身の姿勢について国民の信を問うとして、議会解散と6月8日の総選挙実施を目指すと表明したのを受け、ポンドは対ドルで2.2%上昇した。解散総選挙を承認する議会採決は現地時間でこの日の午後に行われる。

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最終更新:4/19(水) 17:18

Bloomberg