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トヨタは中国で燃料電池車導入、ホンダがアキュラ強化-上海ショー

Bloomberg 4/19(水) 14:02配信

自動車市場で世界最大の中国の上海モーターショーで、主要自動車メーカーが現地戦略の強化策を相次ぎ公表した。トヨタ自動車は将来の主力環境対応車と期待している燃料電池車「ミライ」の実証実験を中国で開始するほか、ホンダが高級車ブランド「アキュラ」のラインアップ強化など販売拡大を目指している。

トヨタは中国で10月にミライを2台導入し、各地で実証実験を開始するほか、現地の開発拠点に水素ステーションを建設すると発表した。2018年には現地で小型車「カローラ」や「レビン」にプラグインハイブリッド車(PHV)を投入するほか、数年内にEVも導入する計画とした。新車販売が年間2800万台超の中国では環境問題が深刻になってきており、政府は電気自動車(EV)など新エネルギー車への優遇措置などで環境問題への取り組みを強めている。

ホンダは中国でアキュラ事業を強力に推進すると、八郷隆弘社長が19日に上海ショー会場で記者団に話した。アキュラは現地生産が本格的に始まっており、ラインアップを強化・拡大して販売を伸ばしていく。広汽本田汽車の佐藤利彦総経理は同日の上海ショー会場で取材に、アキュラの現地販売で今年3万台を目標にしていると明らかにした。

日産自動車は19日、中国で小型SUV「キックス」やピックアップトラック「ナバラ」を上海ショーで公開したと発表した。中国市場でもSUVの人気は高く、キックスでこの分野のラインアップ強化を図る。

上海ショーは19、20日がプレスデー、一般公開は21-28日となっている。

Masatsugu Horie

最終更新:4/19(水) 14:02

Bloomberg