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【マレーシア】太陽光発電の無料設置事業、日系向けに開始

4/20(木) 11:30配信

NNA

 日系メーカーのアクア・グリーンテック(スランゴール州シャアラム)は19日、日系製造業企業向けに太陽光発電設備の無料設置事業を開始したと発表した。企業は導入費用をかけることなく、電気代の削減と優遇税制の適用が可能になる。
 無料設置事業は、シンガポールのOCBC銀行と提携して行う。まず顧客企業の過去の電気代を基に、必要な発電量と太陽光パネルの設置面積、保守費用など算出し、総投資額を決定。OCBC銀は、特別目的会社(SPV)を通じて全額を投資し、SPVからアクア・グリーンテックを通じて、太陽光発電設備を顧客に納入する形だ。
 設置後、顧客は毎月削減された電気代の90%に当たる額を、OCBC銀行へ支払う。設置前と比べ、電気代を毎月10%節約できることになる。契約期間は、20年間だ。
 また、マレーシア投資開発庁(MIDA)が主導する、グリーンエネルギー導入に対する優遇税制の適用対象にもなるため、所得税の減額(最高48%)も可能になる。
 アクア・グリーンテックの富田佳之最高経営責任者(CEO)は新事業について、経営コストと二酸化炭素(CO2)排出量の削減、優遇税制をアピールし、今年度だけでも100社との契約を目指すと強調した。既に3社からの申し込みを受けており、6月にも発電が始まる予定だ。
 また富田CEOは、日系製造業がアジア各地で培ってきた信用があるからこそ、OCBC銀との協働が実現したとも説明。当面の対象企業は、日系製造業企業に限定する。
 また、6月には日本とインドネシアでも同事業を展開する予定だ。さらに、タイ、フィリピン、ベトナム展開も計画している。

最終更新:4/20(木) 11:30
NNA

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