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<東京五輪>パラオ一行蔵王入り 合意締結へ

河北新報 4/20(木) 12:14配信

 2020年東京五輪・パラリンピックで、西太平洋の島国パラオの政府関係者が19日、選手団が事前合宿を行う宮城県蔵王町を訪問した。2泊3日の日程で、近隣市町の練習施設も視察。21日には東京で、茨城県常陸大宮市を加えた3者での基本合意書の締結式に臨む。

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 同国のオリンピック委員会会長のフランク・キヨタ上院議員と同事務局長のバクライ・テメニル社会文化大臣ら5人が町役場で、村上英人町長と懇談した。

 村上町長は「四季ごとに楽しめる農業と観光の町。大きな標高差を生かして肺に負荷を掛けた練習もできる」と特色を紹介。テメニル大臣は「長期的な友好関係を築き、スポーツを通して交流を深めたい。景色が美しく、古里を思い出す。施設の規模だけでなく、若者の活躍ぶりや町全体の雰囲気も見たい」と述べた。

 競泳やレスリングなど5種目に選手を出場させるため、19年に事前合宿を始める見通しも示した。

 一行は、太平洋戦争後に同国からの引き揚げ者が開拓した北原尾地区を訪問。行幸啓記念碑や地区の様子を見て回った。

 20日は、選手団の練習施設となる角田市陸上競技場や宮城県柴田町の仙台大、50メートルプールを備えた白石市の「スパッシュランドしろいし」などを視察。東日本大震災による亘理町の津波被災地で犠牲者の冥福を祈る。

最終更新:4/20(木) 16:26

河北新報