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釜山少女像巡り韓国内の対立激化 反対派が横に元大統領像設置へ

4/20(木) 10:26配信

聯合ニュース

【釜山聯合ニュース】韓国・釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置されていることに反対する韓国の団体が20日、少女像の横に李承晩(イ・スンマン)、朴正熙(パク・チョンヒ)両元大統領の胸像を設置する計画を明らかにした。少女像が法に沿った手続きを経ずに設置されたにもかかわらず自治体が黙認していることから、同じように像を設置して対抗する構えだ。

 この団体「真実国民団体」は21日午後3時から少女像前で記者会見を開き、胸像設置について説明し除幕式を行う予定だ。

 団体の代表を務めるのは、少女像の周りにごみや古い家具を置いたり少女像反対を訴える違法ビラなどを張り付けたりし、少女像を守る活動をする団体と対立してきた釜山の30代の男性だ。少女像設置に反対する人たちと一緒に、先ごろこの団体を立ち上げたとされる。

 団体の関係者は「日本総領事館前に少女像が違法設置されたのに区が黙認しており、撤去されていない。違法には違法で対抗するため胸像を立てることにした」と話した。区や市民団体に胸像設置を妨げる権限はなく、胸像を撤去するなら少女像も一緒に撤去すべきだと主張した。

 これに対し市民団体「少女像を守る釜山市民行動」側は、緊急会議を開き対策を話し合う予定だ。ある関係者は「少女像の保護と法的な根拠を設ける条例と法案の制定が進む中、悪意のある胸像設置は国民の大多数の同意を得るのは難しいだろう」と話した。また、国民同士の対立は望ましくないとして、国の機関による解決策を促した。

 区と警察も少女像に反対する団体の動きを注視し、対策を練っている。

最終更新:4/20(木) 10:44
聯合ニュース