ここから本文です

【ドイツ】ボッシュ、中国・百度と提携 自動運転向け高精度地図で

NNA 4/20(木) 11:45配信

 独自動車部品大手ロバート・ボッシュは19日、中国のインターネット検索エンジン大手の百度(Baidu)および地図・位置情報サービス会社のオートナビ(AutoNavi、高徳軟件)、ナブインフォ(NavInfo、四維図新)の3社と、自動運転車向けの高精度地図の作成で提携すると発表した。
 ボッシュのレーダーやビデオセンサーを搭載した専用車で収集したデータを元に、百度とオートナビ、ナブインフォが地図の作成・更新を行う。4社は年内に地図システムを完成させる方針。ボッシュのモビリティー・ソリューション事業を率いるロルフ・ブランダー取締役は、「自動運転は高精度地図がなければ成り立たない」と同事業の重要性を強調する。
 ボッシュは併せて、中国で百度と自動運転車の試験を行う計画も明らかにした。伊自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の「ジープ・チェロキー」をベースとした試験車両を、中国の高速道路で一部自動運転で走行させる。試験車両にはボッシュのレーダー・センサーや環境認識用のカメラなどが搭載されている。
 ボッシュが自動運転車の試験を行うのは、ドイツ、米国、日本に続き4カ国目となる。ボッシュの調査によると、中国では自動運転技術の迅速な導入を望む人が全体の74%に上り、ドイツ(33%)や米国(31%)を大幅に上回っている。
 なお、百度は18日、自動運転車向けのソフトウエア・プラットフォームを公開する方針を明らかにした。百度の技術に基づく自動運転車やハードウエアの開発プロジェクト「アポロ」を立ち上げ、自動車メーカーなどに幅広く参加を呼び掛ける。BBC(電子版)によると、研究開発(R&D)力に乏しい地場の自動車産業に技術を提供するとともに、自動運転車市場の「アンドロイド」(米同業グーグルのスマートフォン向けOS)を目指す狙いとみられる。

最終更新:4/20(木) 11:45

NNA