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ヘアーディメンションが破産開始「カリスマ美容師」「聖子ちゃんカット」で知られる

4/20(木) 17:10配信

ZUU online

東京・青山、表参道などで有名な美容室「HAIR DIMENSION(ヘアーディメンション)」を運営する株式会社ヘアーディメンションホールディングスが4月12日、東京地裁から破産開始決定を受けた。40年以上の業歴を持つ老舗で、「聖子ちゃんカット」の生みの親で知られるほか、カリスマ美容師ブームのさきがけ的存在。顧客には、有名女優、芸能人、著名人がおり、雑誌などのメディア露出も多かった。売上高は約3億5000万円。帝国データバンクの調べによれば、ピーク時は約15億円の売り上げがあったとみられる。
債務額は調査中。

■一号店は新宿区四谷

同社が設立されたのは1975年8月。青山、表参道など東京の一等地で、「HAIR DIMENSION(ヘアーディメンション)」5店舗を経営していた。

社長の飯塚保佑氏は、山野美容専門学校の講師を務めたのち、渡米。カルフォルニア州美容師免許を取得した後、アメリカの有名サロンで働くなど経験を積む。1975年に帰国し、四谷に一号店となる「HAIR DIMENSION(ヘアーディメンション)」をオープンした。

飯塚氏の代表作として知られているのが「聖子ちゃんカット」だ。松田聖子さんがデビュー当時にしていた髪型で、当時日本中の若い女性たちの間で大流行となった。その後1990年代に起こったカリスマ美容師ブームでも飯塚氏は火付け役として高い人気と知名度を誇る。同時に店舗も拡大し、有名美容室がひしめきあう青山をはじめとして都内5店舗まで拡大した。

■カリスマ美容師ブームの終焉 店舗閉鎖へ

しかし、カリスマ美容師ブームがリーマンショック後に終焉し、売り上げは低迷した。消費者の節約志向によって客単価が低下したほか、来店頻度も減少するなど、経営は厳しい状態に直面する。最近では、固定費負担に耐えられず、店舗は次々と閉鎖されていた。

長引くデフレによる節約志向により、1000円カットなどの安い業態に客はどんどん流れていく。青山や表参道などの一等地は家賃も高額で、固定費の負担は莫大だ。客単価と来店率の低下は、有名美容室の経営を難しくしている。

都内の有名美容室は、同じくカリスマ美容師ブームで人気を博したACOUA原宿店が2011年11月に、青山にあったafloat-fが2012年9月に閉店するなど、店舗数を減らす方向だ。(ZUU online 編集部)

最終更新:4/20(木) 17:10
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