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元工場で遠州織物発信 はままつシャツ部、月2回即売会

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 4/20(木) 8:45配信

 伝統的な遠州織物の活用に取り組む団体「はままつシャツ部」は5月から、東区大島町の「ファブリック鈴忠」で月2回の展示即売会「月2ショップ」を始める。かつて織機が稼働して生地を生産していた工場を会場に、産地の歴史を感じる新たな発信拠点を目指す。初回の5月14日は午前10時から。

 毎月第2、4日曜に定期開催し、メンバーが現代的なデザインを施したシャツや衣類を並べる。各ブランド担当者が会場を訪れ、生地の特性やデザインなども紹介する。

 4月16日のプレオープンには約50人が訪れた。生地が積まれ、機織りの機械なども一部残る工場では繊維産業が盛んだった当時の雰囲気を楽しんだ。

 工場が操業を始めた1970年前後、笠井や積志地区周辺に約1600カ所あった繊維関連工場は70社ほどに減った。工場内で草木染作品を作る鈴木忠和さん(75)は「魅力を広める活動に協力できるなら」と利活用を歓迎。ショップ開催時に鈴木さんの草木染の作品も楽しめる。

 水野さえ子代表(51)は「産地ならではの会場で懐かしさを感じるはず。生産者や服の作り手、利用者が出会う場になれば」と期待する。

 同団体は服飾関係者や織物業者が空いた時間を使った「部活動」として5年前に始動。遠州織物で仕立てた衣類を「はままつシャツ」と銘打ち、年2回の販売会やゆかりの地を巡るバスツアー、交流会などを不定期で行ってきた。

静岡新聞社

最終更新:4/20(木) 8:45

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS