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世界大統領料理人の集まりにまだ韓国はないが…

中央日報日本語版 4/20(木) 10:37配信

男女差別意識の強いインドで、料理は伝統的に女性の領域と見なされてきた。このため料理人の地位はそれほど高くない。だが、大統領専属料理人は違う。権力の核心に近いという点以外にも、外国との交流を通じて国際的な名声まで得ることができる。

3月20日、ミレニアム・ソウル・ヒルトンの招待で初めて韓国を訪れたインド・ニューデリーの5ツ星級ホテル「The Ashok」のMachindra Kasture総料理長(53)は大統領専属料理人として2007年から8年間で2人の大統領に仕えた。

この期間、Kasture氏には自動的にもう一つの資格が付与された。世界大統領料理人の集まり「Club des Chef des chefs」のメンバーになったのだ。1977年にフランスで設立されたこの会には、現在、英国・中国・米国・スイス・イタリア・モナコなど22カ国の現職大統領専属料理人たちが加入している。彼らは自国の大統領が加盟国に訪問したり国際行事に参加したりするときは、大統領が好きな料理を推薦して自国の食文化を伝播する役割を果たす。

Kasture氏はバラク・オバマ前米国大統領や潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長、エリザベス英国女王など国賓にインド料理をふるまった。Kasture氏は19歳のときに料理学校に進学した。Kasture氏は「インドでは男が台所に立つのは一般的ではないが、私は子どものころから台所が好きだった」とし「6兄弟姉妹のうち、母の手伝いをするのはいつも私の役割だった」と回想した。卒業後、航空会社やホテルで機内食の開発とVIP出張の宴会を担当し、2007年インドの第12代(2007~2012年)大統領で初の女性大統領プラティバ・パティル氏の専属料理人に抜てきされた。

インドでは大統領専属料理人の任期は普通は3年、長くても5年だが、Kasture氏は8年もの間、腕をふるった。Kasture氏は「Club des Chef des chefsには現職大統領の料理人なら誰でも参加でき、料理人の職から退いても既存会員(x-member)の資格でその親交を維持している」とし「韓国大統領の料理人はまだこの会には参加したことはないが、私が橋渡し役としてメンバーに推薦したい」と話した。

最終更新:4/20(木) 10:37

中央日報日本語版