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ゆとり世代の星マエケン、メジャー流金言「サボることを恐れるな!」

サンケイスポーツ 4/20(木) 7:00配信

 米大リーグ、ドジャースの前田健太投手(29)の著書「ゆとりの美学。力を抜くこと、サボることを恐れない」(幻冬舎、1404円)が、20日に発売される。昨年まで日米通算113勝を挙げた右腕が、「『余裕=ゆとり』が大切」など、コンスタントに結果を出す方法を初公開。サンケイスポーツの取材にマエケンは「自分の考えが少しでも参考になれば」と力作をPRした。

 ゆとり世代のマエケンが、結果を引き寄せる新世代のルールブックを提唱する。

 大阪・PL学園高のエースとして活躍後にプロ入りし、広島の9年間で97勝、メジャー移籍した昨年も16勝を挙げたマエケン。常に結果を出し続ける右腕に、幻冬舎が「活躍の裏にある信念やこだわりを書籍化したい」とオファー。マエケンも「アスリートや一般の方にも自分の考えが少しでも参考になれば」と快諾した。

 同書では、結果を出すためには「『余裕=ゆとり』が大切」とし、「100%ではなく80%で闘う。20%の余白で不測の事態に柔軟に対処することが成功への近道」と解説。PL時代に試合で結果を残すために練習を要領よくサボっていたことなど、これまで培った“目からウロコ”の勝負術がギュッと詰まっている。

 マエケンはサボることを恐れなくなったきっかけについて、「広島時代に1軍で打たれた後に、ランニングの量を倍にしたりしたけれど、トレーナーから『やればいいものではない。休むことも大事』といわれたこと」と説明。「体の状態によって練習量を減らす勇気も必要」と力説する。

 同書は他にも、マエケン体操を代表とするマエケンの持つルーティンの誕生秘話、マンガを書くなどサービス精神旺盛にメディアの前に立つ理由、妻のフリーアナウンサー、前田(旧姓・成嶋)早穂(31)の食事へのこだわりなども掲載。マエケンの素顔と処世術が凝縮されているだけに、野球ファンならずとも必見の一冊だ。

 メジャー2年目を迎えたマエケンは「去年の経験を生かし、自分のペースで行動できるので気疲れがなくなった分、リラックスできています」と強調。ゆとりを持って、さらなる飛躍を目指す。

最終更新:4/20(木) 9:21

サンケイスポーツ