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三井住友トラスト、信託銀社長が意欲 指名委で経営力・健全性向上

SankeiBiz 4/21(金) 8:15配信

 4月1日付で就任した三井住友トラスト・ホールディングスの大久保哲夫社長、傘下の三井住友信託銀行の橋本勝社長が20日までに、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じた。三井住友トラストは6月の株主総会で承認を経て、指名委員会等設置会社に移行する。大久保社長は狙いについて「環境が激しく変化する中、経営力と経営の健全性を高める」と述べた。

 銀行と機関投資家の両方の顔を併せ持つ信託銀行に対しては、投資先企業に遠慮して適切な議決権行使ができなくなる利益相反問題が指摘されている。顧客本位の業務運営も金融業界共通の課題だ。これに関し、大久保社長は「国内で先頭を走るつもりでやってきたが、もっと具体的に進める」と語った。

 一方、橋本社長は「収益構造に占める手数料ビジネスの比率を現状の50%強からさらに引き上げていく」と強調。特に個人顧客に対し、資産運用や資産承継などの分野でコンサルティング機能を発揮していく考えを示した。

 地方銀行との連携については、「独立系の信託銀として積極的に展開していく」(橋本社長)考えだ。提携先地銀の窓口で販売する投資信託の残高を今後3年間で2倍に拡大させる計画という。(米沢文)

最終更新:4/21(金) 8:15

SankeiBiz